恩納村BBQから、日帰りの伊江島旅 女優・柴田千紘の沖縄巡り

 

 到着すると人懐っこい与那国馬がほっぺをフンガフンガしてきました。かわいいーー!!

 こうやって無邪気に近づいてもらえると、ここで愛されて安心して暮らしてるんだなぁと感じてほっこりします。

 検索したときに見て惹かれた海遊びのコースでは、馬と一緒に海に入ってしっぽに捕まって引っ張ってもらったり、馬と海を同時に遊べて絶対に楽しそうだけど残念ながらまだ今年は海遊びを初めてないとのこと。 

 もうそろそろ始まると思うので伊江島に行く時は是非事前に調べてみてください。とりあえずこの日は一時から丁度陸のツアーに出れると言われたので、せっかくだから乗馬させてもらうことにしました。

 私が乗せてもらった子は、大きな身体なのに道路の溝とかも怖くて立ち止まっちゃうし、手綱のちょっとした引きや、足の締めでもわかってくれる賢くて繊細な子でした。
 コースは焼け付くような天気でも太陽の強さを和らげる木がたくさんある公園の中を通って、時折海が見えて最高。

 常に安全に係の人がそばについて、走らせるのもダメだと言われたので、駆け足で乗る練習をしたかった私としてはすこし物足りない気もしたけど(一応乗馬ライセンス5級だけ持っている柴田)。ゆったり歩いていても景色が良いのはやはり高ポイント。

 牧場のお二人の人柄もやわらかくて色々お話しさせてもらいながら1時間近く歩いていた気がする。

 このお散歩ツアーで一緒になって、降りた途端「走ってほしかったなぁ」と同じことを言ってたお客さんは70代の方。元気!
 その人と、見学してたもう1人は大阪から来た友達同士でなんと港からその牧場まで徒歩で往復していました。よくこうやって2人で一緒に旅行に行っては歩いたり潜ったりサーフィンしたり運動はなんでもやるそうです。や、元気!! 

 港までの道中でこの爺さんたち(誰が爺さんや!兄ちゃんやろ!と言われそうだけど、爺さんです)とまた会ってイエラムの工場に行くところだと話すと一緒に来てみると言うので3人で「伊江島蒸留所」に入りました。

 焼酎っぽい味のものもウイスキーっぽいものも、樽で作ったりステンレスで作ったり…と幅が広い。

 そして「限定で出ていた月桃を使ったものが販売終了して、第二弾としてカラキの販売が始まってます」と次々と試飲させてもらったんですがカラキのラムは今までお酒として出会ったことのない香り、味!

 黒胡椒というか生姜というか…スパイシーな癖の強いラム酒でこれは癖の強い料理に合わせたりもしたいなぁとニヤニヤしてしまいました。月桃の方も試したけど比にならない程のパンチ。限定で作ってるだけあってお値段はなかなかするけど、気に入っちゃったし伊江島まで来たお土産として“正解”だと思って買っちゃいました。

「沖縄シナモン」とも呼ばれるニッケイの一種「カラキ」を使ったラム酒

 これはいろんなお店で私がバーテンやらせてもらう時にでも出しちゃおう〜と考えてます。お客さんの反応も楽しみ!

 ずっと気になってたイエラムで買ったボトルを抱えながら、島の上半分は全然まわれてないから次回だな、と港近くの景色を目に焼き付けて、早くも島が恋しくなりながら、予定通りの帰りのフェリーに乗りました。

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