食べ物は“悪もの”じゃない 正しい知識で「食選力」身に付ける食育動画

 
食品添加物の実験をする津嘉山朝則さん(中央)と妻の恵子さん(左)、発酵料理研究家の園田めいさん

「日々の食生活の中で、カップラーメンや清涼飲料水を口にすることがあります。カップ麺、美味しいですよね。食べてもいいんですよ。ただし、塩分や糖分などの成分について分かって食べてほしい。知っていたら、そもそも食べ方が変わってきます。食べ物そのものが悪いというわけではなくて、私たちが食べ方を考える必要があるんです」

 中城村にある「食育や〜 癒がふ家」を拠点に、料理教室を開いたり講演を行ったりして精力的に食育活動を展開している津嘉山朝則さんの言葉だ。食育活動の一環として、3月から食品添加物をテーマにした動画講座を公開する。3月12日にはオンラインで会見をライブ配信し、簡単な食品添加物の実験も行った。

食品添加物が身近な沖縄県民

 食育活動には、琉球料理伝承人でもある妻の恵子さんとともに二人三脚で取り組んでいる。

 一昨年までは県内各地の学校や企業での講話を中心に食育事業を実施していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「感染防止を踏まえ、特に食についてはNGが多かった」状況で、ほとんど活動ができなかった。

 そこで見出した手法が動画配信。コロナ禍で「Stay Home」の中、日常的な食事で知らず知らずのうちに大量の塩分や糖分を摂取してしまうリスクなども踏まえながら、食の知識についてメッセージを届けていく予定だ。

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