さーきーのマジムン飯①キジムナー対策にはこれ!沖縄では珍しいタコ料理「たふぬあんらみす」

 

 図書館の隅にあった古い文献によると、たふぬあんらみすとは、やんばる地方(沖縄本島北部)で好んで食べられている、タコを油で炒めて味噌で味付けしたものだそう。著者さーきーも全く初めましてのこの料理。(作ったことあるよ!って人いるのか?)

 本には簡単な作り方しか載っておらず、写真なども一切ない…。なんだか怖い。本当に存在してるのか?

 正解も分からないまま作ってみる。

 まず、ぶつ切りにしたタコを油で炒める。今回は刺身コーナーで30円引きだったタコを使用。上等なタコを買って失敗したくないしね(本音)

 なんだか香ばしい匂いがしてきました!ここで、みりん・料理酒・味噌を投入。文献には「タコを味噌で炒める」のみ書かれていたのですが、なんだかシンプルすぎて怖くなったので勝手にアレンジ☆

 あら!?意外といけそうな気がしてきた!匂いは完全に成功してる!例えるなら、初めて行った居酒屋でこの匂いが漂ってきたら「あら?この居酒屋、当たりかも」と期待しちゃうような匂い(伝われ)

タコに火が通るまで炒めて完成!

さーきーがアドリブで作った「たふぬあんらみす」

 5分ほどで作れてしまったやんばるの伝統料理・たふぬあんらみす。恐る恐る一口食べてみると…。

 う、うまい!

 タコの塩味と味噌の甘辛い感じがいい感じにマッチしてる!こりゃ泡盛に合うぞ…。私がキジムナーだったら「これがタコ!?うっそだぁ〜」と言いながらパクパク食べちゃうかも。

 タコが苦手なキジムナーをタコ料理で遠ざける、というより美味しいタコ料理でキジムナーを腹一杯にして油断したところを切りつける!という作戦の方がうまくいくかも。めっちゃ卑怯だけど。

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