黒島結菜さん、仲間由紀恵さんら会見 「ちむどんどん」4月11日から

 
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のオンライン会見に出席した(右から)仲間由紀恵さん、黒島結菜さん、稲垣来泉さん、大森南朋さん(NHK提供)

 4月11日からスタートするNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の出演者会見が18日、オンラインで行われ、ヒロインの比嘉暢子を演じる黒島結菜さんと、母親役の仲間由紀恵さんら4人が出席し、それぞれ作品への思いを語った。黒島さんは、1、2週目の試写を見た感想について「これから家族の温かい物語が始まるんだと、私自身が『ちむどんどん』した」と語った。

 同作品のタイトル「ちむどんどん」は、心がドキドキするという意味。沖縄本島北部のやんばる地域で育った4兄妹の次女・暢子が、沖縄の本土復帰とともに上京し、西洋料理のシェフを目指しながら、やがて東京で沖縄料理店を開くために奮闘する「家族」と「ふるさと」の物語。

ヒロイン・暢子を演じる黒島結菜さん(NHK提供)

 黒島さんは見どころについて、暢子が食事を豪快に食べる点を挙げ、「セリフを言うときも、もぐもぐして何を言っているか分からないくらい思いっきり食べて、暢子らしさを表現している」と話した。その上で「おいしいものを幸せそうに食べている姿を見ていいなと思ってもらえたら」と笑顔で語った。

 困っている人を見ると助けたくなる心優しい母親を演じる仲間さんは「この作品を通して、さらに沖縄を好きになって、もっと知ってほしいという思いで一生懸命作っていきたい」と意気込みを語った。

暢子の母親を演じる仲間由紀恵さん(NHK提供)

 会見に出席した父親役の大森南朋さんは「いとおしい家族の物語なので、(ちむどんどんを見て)温かい気持ちで会社や学校に行ってもらいたい」と期待を込めた。

 子ども時代の暢子を演じる稲垣来泉さんは「ゴーヤーが苦手だったが、撮影でゴーヤーチャンプルーを食べたらすごく美味しくて、好きになった」とのエピソードを披露した。

 脚本は、朝ドラ「マッサン」や映画「パッチギ」などを手がけた羽原大介氏のオリジナル作品。語りを県出身のジョン・カビラ氏が担当する。

(記事・宮古毎日新聞)


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