JFL昇格なるか沖縄SV 12日に初戦 「最も過酷な大会」へ
- 2021/11/7
- エンタメ・スポーツ
将来のサッカーJリーグ入りを目指す「沖縄SV(エスファウ)」。九州リーグ4年目のチームにとって3度目となる「大一番」が始まろうとしている。
その大一番とは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ。Jリーグの下位リーグ「JFL」への昇格をかけて、沖縄SVは11月12日に三重県の朝日ガスエナジー東員スタジアムで、FC.ISE-SHIMA(三重県)との初戦を迎える。
上位2チームが入れ換え戦へ
皆さんはこの大会をご存知だろうか?Jリーグファンやアマチュアサッカーファンには知られている大会だが、多くの人はこの大会の事をよく知らないと思う。
この大会が日本のスポーツ界で最も過酷な大会と恐れられていることも・・・。
この大会は4部リーグ相当にあたるJFL(日本フットボールリーグ)への昇格をかけて、各地域リーグ(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国・四国、九州)の優勝者9チームと全国社会人サッカー選手権の上位3チーム(今年は大会中止の為、規定により東海、中国、北信越の準優勝チームが出場)の合計12チームで争われる大会だ。
4チーム1組の3グループに分かれて総当たり戦の1次リーグを行い、各グループ首位3チームに加えて各グループ2位の中で成績上位の1チームの計4チームが決勝ラウンドへ進出。そして総当たり戦を勝ち抜いた上位2チームがJFLの下位2チームとそれぞれ入れ替え戦を行い、勝利するとJFLに昇格となる。
とてつもなく長い過酷な道のりだ。長い道のりをうるま市の海中道路で例えるなら、「海の駅あやはし」から「伊計島」まで行くぐらいの長さだ。海中道路まで来てるから伊計島もすぐ近くのような気がするが車を走らせてみると意外と長い。全国地域サッカーチャンピオンズリーグもこの大会に勝てばJFL昇格だから昇格が目の前と思いきや勝ち上がる道のりは意外と長い。我ながら分かりやすい良い例えだ。
日本のスポーツ界で最も過酷な大会
この大会が日本のスポーツ界で最も過酷な大会と言われる一番の理由は試合日程だ。まず1次リーグは3日連続で試合が行われる。サッカーで連戦なんて世界的にもありえない。普段戦っている地域リーグの試合日程は週1。Jリーグでも基本週1で連戦でも週2だ。