9月11日投開票へ 沖縄県知事選
- 2022/3/18
- 政治
沖縄県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)は17日、任期満了(9月29日)に伴う沖縄県知事選挙を、8月25日告示、9月11日投開票で執行すると発表した。県庁で会見した当山委員長は、投票率を上げるため連休を避けることなどを考慮したほか、9月に統一地方選が予定される市町村の意向も確認して決めたと説明した。
統一地方選が実施される市町村選管の負担を減らすため、同日選挙の実施が可能な期日について調査した結果、9月11日との回答が多かったという。
県選管によると、県知事選と統一地方選が同日選挙となるのは初めて。県知事選はおおむね11月に実施されてきたが、前知事の死去で選挙期日がずれたため、統一地方選の期日と近くなったという。
今知事選では、オール沖縄勢力が推す現職の玉城デニー氏が出馬するとみられるほか、保守系候補としては前回選挙に出馬した前宜野湾市長の佐喜眞淳氏らの名前が上がっている。
17日の記者会見で、選挙期日の決定について質問を受けた玉城知事は、「現在、公約に掲げた施策の実行と、新たに浮かび上がった課題に対する県としての取り組みに、全力で取り組ませていただいている」と説明した。
その上で、「知事選の出馬については、家族や関係者と相談をしながら、さらに熟慮、熟考を重ねていきたい」との認識を示した。
(記事・写真 宮古毎日新聞)