競技人口は沖縄に一人!ヘディス九州王者が聖地静岡で全国大会へ
- 2022/1/18
- エンタメ・スポーツ
こんにちは。マイナースポーツ「ヘディス」九州チャンピオンのぎぼっくすです。
ヘディスを知らない人がいるかもしれないので、いや、ほとんどの人はヘディスを知らないと思うので簡単にヘディスの説明をします。卓球台の上でヘディスボールを使ってヘディングをする競技です。卓球のラケットの代わりに頭を使って、ピンポン玉の代わりに直径15.9cmのゴムボールを使う競技です。
そんなヘディスの全国大会 「ヘディス静岡オープン2022」 に参加してきました!
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九州王者を2年間防衛!?
競技人口は沖縄県内で僕1人。九州で10人程で全国で30人程のマイナー中のマイナー競技です。そんなヘディスの九州チャンピオンになったのは、2019年の8月30日。福岡で行われた九州大会を制し、初の九州チャンピオンに輝きました。
そしてその年の10月に行われた全国大会に九州代表として出場する予定でしたが、沖縄で仕事があり不参加。2020年は「九州大会を連覇して今度こそ全国大会に出るぞ!」と意気込んでいたところで世界的なコロナ禍に見舞われて大会が開催されずに2年が経過。大会が開催されない事でその間ずっと「現役九州王者です」と言えるというメリットはありましたが、そんな事よりも試合がしたいと心がウズウズ、体はブヨブヨしていました。
そんな矢先に、2年ぶりの公式戦「ヘディス静岡オープン2022」が開催されるとの吉報が届き即、航空券を購入し参戦!今回の大会は地方予選のない全国大会。そして日本で最もヘディスが盛んな静岡県での開催という事で心躍りながら、新婚旅行と勘違いしている妻と一緒に飛行機に乗り込みました。
那覇空港から中部国際空港に降り立ち、レンタカーを借りて下道を3時間かけて会場の静岡県磐田市に到着!磐田といえばJリーグのジュビロ磐田のイメージでいつも満員のスタジアムで試合をしている印象があったので都会かなと思ってましたが、意外とのんびりとした街でした。
とりあえず大会は翌日なので、隣町の浜松市に移動して温泉に入り試合に備えてリラックスするとともに、妻に旅行に行っている感じを味わってもらう事に成功しました。
「はっきり言ってレベルが違いすぎました」
翌朝ホテルの朝食バイキングをフードファイター並みにたらふく食べて、お腹パンパンで会場入り。予定時刻より早く着いたにもかかわらず既に大会参加者が多く集まり、練習をしていました。
その中にはヘディス日本代表で世界大会にも出場している平野選手が練習とは思えない強度でアクロバティックなプレーを連発。そしてその他の参加者たちの動きのキレキレ具合にちょっとだけ動揺する現役九州チャンピオン。そう、ここはヘディス王国静岡。ヘディス日本代表の選手もいれば、ヘディスのクラブチームが2チームもありレベルは尋常じゃないくらいハイレベル。