でも僕は九州チャンピオン。「3年前に東京の両国で行われた大会では日本代表の平野選手に負けはしたものの5点を奪うことができた。俺ならできる！」と言い聞かせて開会式へ。平野選手は今大会の主催者でもあります。今大会は北は岩手から南は沖縄までの12名が参加し3名1組で4グループに分かれて各グループ上位2名の計8名が決勝トーナメントに進出。グループリーグは11点の1ゲーム先取した方が勝利というレギュレーションです。

　平野選手と対戦したいと思ってましたが残念ながら別グループでした。

　初戦の相手は静岡のジョー選手です。先制して相手を慌てさせれば勝てると思っていましたが、いきなり怒涛の5失点。ボールのキレ、瞬発力の速さ、はっきり言ってレベルが違いすぎました。それでもなんとか1点を返し、1-5にするとジョー選手の目の色が変わり変化球サーブを連発。ボールが不規則に変化するサーブに全く対応できずに2-11で初戦は完敗を喫しました。

　そして同時に後がなくなりました。負けたら敗退となる2戦目の対戦相手は岩手の松野選手。

　大事な先制点を九州チャンピオンぎぼっくすが奪うまさかの展開でしたが、そこからスライダーのような逃げていくサーブに対応できずに2-11で完敗。2年ぶりのヘディス公式戦はあっけなく幕を閉じました。その後、順位決定戦の下位トーナメントを行い1回戦をデュースの激闘を制し13-11で勝利、9位決定戦では5-11で敗れて最終順位は12名中10位となりました。敗因は完全なトレーニング不足とサーブへの対応能力の無さ。沖縄でもっとヘディスを広めてヘディスの試合ができる環境を整えないと全国では勝負できない事がはっきりとしました。

今年の目標「沖縄のヘディス人口を2人以上に」

　2022年はヘディスをプレーする事を許可してくれる施設を探して、沖縄のヘディス人口を2人以上に増やす事を目標にしたいと思います！

　あ、ちなみに静岡オープンは完敗でしたが、現役九州チャンピオンは継続中なので僕を見かけた際は気軽にチャンピオンと声かけてくださひぃー！