女優・柴田千紘の沖縄めぐり 「久米島4泊5日」編 ②
- 2021/11/25
- 食・観光
2つ目の写るんですを買って、今度は自転車で展望台やフクギの道まで戻って探索しました。坂道で大変だったけど可愛い景色にたくさん出会えました。
フクギという木の道から小道に入ってみたり狭いところを通るのがワクワクして楽しい。古い建物を見ながら、島を一望できる公園も気持ち良い。「はなくめ」でそばも食べたり。
毎日夕方5時半になると、町のスピーカーから「良い子のみなさんはおうちに帰って家庭学習をはじめましょうー」みたいな音楽とアナウンスが流れるのですが、このアナウンスの質感もまたなんだかレトロすぎて園子温映画のホラーか?!SFか?みたいな、なんかぞわぞわしてイイんですよねぇ。
いろんなところに行けてやっぱり延泊して良かったなぁと満足してその日も飲んだくれて、なぜかもう島人気取りで鉢合わせた観光客に居酒屋案内したりスナックに連れて行ったりしていました笑。
その調子じゃ5日目も帰らなそうですが、船が朝の便しか出なくなったから朝陽を見たらと国吉さんに起こしてもらったのでまた朝陽を眺めて、名残惜しくもちゃんと船に乗りました。
浜辺には軽石が流れ着いて波の跡になっていて、港にも船のエンジンをかけられないほど溜まった日もあったけど時間で勝手に消えていったり島の人が除去作業したり、拾って塩抜きしてる人もいました。なにかに使えるみたい。
海が美しいのは勿論、島の人達もフレンドリーで楽しいからスマホなんかなくてもついつい長居してしまった久米島。那覇に帰ると家主が私が自殺したと思って遺書を探していましたとさ。
心配かけそうな人達の電話番号をメモするか、スマホは海に浸けずに久米島行ってみてくださいね。