和漢薬膳師芸人・さーきーの医食同源!③薬膳の「気」って何?
- 2021/6/11
- 食・観光
はいたい!沖縄でお笑い芸人をしています!スズカーサーキットさーきーです!
薬膳を作る上でとても大切な「気・血・水」の考え方。今回はその中でも「気」について詳しく紹介していきますよー!「疲れやすさ」や「だるさ」などは「気」が不足している時に起こると考えられています。実はこの「気」、沖縄のアレに豊富に含まれているんです!!
体の働きを維持している「気・血・水」
薬膳のベースとなる東洋医学では、人の体は「気・血・水」と言う3つの要素で成り立っていると考えられています。
簡単に説明すると、
●「気」とは、生命を支える原動力となるエネルギーのことです。
●「血」とは、体のさまざまな組織に栄養・酸素を運ぶ赤い液体=血液のことです。
●「水」は、血液以外の汗・リンパ液などの無色の液体で、「津液」とも言います。
「薬膳の基礎理論/がくぶん」より
この「気」「血」「水」は、絶え間なく全身を隅々まで巡り、生命を維持していると考えられています。
内臓や各器官は「気・血・水」からエネルギーや栄養などを供給しているので、この3つの働きが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに体内のバランスが崩れて不調につながると考えられています。
噛み砕くと
「うちら『3こで1つ』で体にエネルギーとか栄養とか与えてるんだからね!1人でも抜けたらまじ体のバランスが崩壊すっからみんなこれからも手を取り合って仲良く体の中を回っていこ〜!」
と言った感じです。
では、この仲良し三人組のバランスが崩壊すると、体にはどういった影響が起こるのでしょうか?