東京五輪卓球代表の張本と選手契約 琉球アスティーダ
- 2022/5/10
- エンタメ・スポーツ
卓球Tリーグ男子の琉球アスティーダが、日本代表エースの張本智和=日本大学高校ー早稲田大学=と選手契約を締結した。昨夏の東京五輪では日本の団体銅メダル獲得に大きく貢献した。契約は3年契約。
王者返り咲きへ 「とてもワクワクしている」
張本は宮城県出身の18歳。身長176センチ。戦型は右シェークドライブ。ジュニアの頃から注目を集め、全日本選手権やワールドツアーで優勝を経験するなど輝かしい功績を残してきた。世界ランキングの最高位は3位。
今春から早大に進学し、これまで所属していたTリーグの木下マイスター東京とは契約が終了。4月には自身のSNSでドイツリーグの「ノイ・ウルム」への加入も発表しており、欧州チャンピオンリーグとTリーグの両リーグに参戦する形となる。
球団を通して発表したコメントは以下の通り。
「琉球アスティーダは3rdシーズンのチャンピオンであり、強いだけでなくチームの雰囲気もとてもいいと感じていました。そのチームの一員になれることに、今からとてもワクワクしています。5thシーズンで琉球アスティーダがTリーグチャンピオンに返り咲くために、僕もチームの一員として貢献できるように全力で頑張りたいと思います」
パリ五輪の金メダル獲得をサポート
球団は入団記念として、張本にクラブトークン「アスティーダトークン」を送り、試合でも付与する。クラブトークンはオンライン上でのファンサービスやクラブ応援ツールとして注目され、欧州サッカーの名門バルセロナFCやユベントスなどが導入して注目を集めているという。アスティーダによると、プロ卓球チームでは世界初の試み。
アスティーダの早川周作代表は張本の入団が「4年越しの念願」だったと明かした上で「チームの王座奪還はもちろん、パリ五輪で金メダル獲得に向けて張本選手を全身全霊でサポートしてまいります」とコメントした。