世界自然遺産登録でオリオン記念缶発売 沖縄の動植物大集合
- 2022/1/11
- 経済
オリオンビール株式会社(沖縄県豊見城市)は、主力商品でもある生ビール「オリオン ザ・ドラフト」の「沖縄・奄美 世界自然遺産登録記念デザイン缶」を数量限定で発売する。沖縄県と鹿児島県奄美群島地区、同社ECサイトで販売され、2021年12月製造分より順次缶デザインを切替える。
昨年7月に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が世界自然遺産に登録されたことを受けて同商品を発売。売上の一部は、沖縄・奄美の環境保全活動に活用するという。
パッケージデザインは沖縄県出身のイラストレーター、 pokke104(池城由紀乃)さんが手掛けた。イラストでは、沖縄本島北部のヤンバルクイナ、西表島のイリオモテヤマネコ、奄美大島・徳之島のアマミノクロウサギなど、各地の固有種が1つの缶で夢の競演を果たしている。缶の上部にはノグチゲラなども飛び交っており、貴重な動植物が満載だ。流れる水のイラストは、 ザ・ドラフトの仕込み水である「大自然のめぐみ、 やんばるの水」を表現している。
同社は「オリオングループは、今後も世界の宝である沖縄・奄美の環境保全活動を支援いたします」とコメントしている。