「オール沖縄」4氏が街頭演説 衆院選に向け
- 2021/9/17
- 政治
次期衆議院議員選挙に「オール沖縄」から立候補を予定している沖縄1区現職の赤嶺政賢氏(73)=共産=は17日、県庁前県民広場で街頭演説会を開いた。沖縄1区~4区の現職、新人の4氏が登壇し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対や政権交代の実現を掲げ、「県民の声を国政に伝えるために、4人全員を勝たせてほしい」と訴えた。
演説会冒頭、主催者を代表してオール沖縄1区共同代表で前参議院議員の糸数慶子氏が「県民の辺野古新基地建設反対を止めるためにも、心を一つにして頑張っていこう。私も皆さんと一緒に頑張る」とあいさつした。
現職の赤嶺氏は「政権を変えなければ、沖縄県民の心は伝わらない。日本国民の気持ちも伝わらない。政権交代が今度の総選挙の選択肢になっている。全野党と市民連合の政策に基づき、新しい政権を選んでいこう」と訴えた。
沖縄2区新人で前北中城村長の新垣邦男氏(65)=社民=は「これ以上、身勝手な政治はさせてはならない。県民、国民のために真剣に物事を考える政治、政権をみんなの力でつくっていく。一人一人のための政治を取り戻すのが、来る衆議院選挙だ」と語った。
3区現職の屋良朝博氏(59)=立憲民主=は「市民連合を含めて野党4党が一つになった。国民の命と暮らしを守るためには、政権交代しかない。もっと国民に寄り添い、国民の声をしっかりと聴けるような政治をつくっていこう」と呼び掛けた。
4区新人で元那覇市議会議長の金城徹氏(67)=立憲民主=は「オール沖縄は、特定のリーダーが引っ張っているのではなく、県民一人一人の思いが結集した運動体だ。今回の衆院選で再度その思いを確認し、4人の候補者で一生懸命頑張る」と強調した。
(記事・写真 宮古毎日新聞)