沖縄の聖火リレー始まる

 
沖縄での聖火ランナー第一走者を務めたゴリさん=1日、名護市

 7月に開会予定の東京五輪に向けた聖火リレーが1日、県内でも始まった。新型コロナウイルスの影響で沖縄本島内の公道でのリレーは中止となっており、同日は名護市民会館周辺、2日は糸満市の平和祈念公園内の特設コースで、ランナーに選ばれた県民や県出身の著名人ら約180人が希望の炎をつなぐ。

 1日は、石垣島にも聖火が渡り、ボクシング元世界王者の具志堅用高さんや市民らが聖火リレーやミニセレブレーションを行った。2日には、宮古島市でも聖火リレー等が予定されていたが、新型コロナのまん延防止のため中止された。座間味村は予定通りサバニでの聖火リレーを実施するという。

 初日の名護市民会館特設コースでは、那覇市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、本部町、名護市を走行予定だった約90人のランナーが100メートルずつ聖火をつないだ。タレントのゴリさん(ガレッジセール、那覇市)がスタートを飾った。

 開始式で、玉城デニー知事は「夏のオリンピックとしては57年ぶりに、この沖縄に聖火が訪れ、聖火リレーが始まる」と歓迎の言葉を述べた。

 また、「予定とは異なる形での実施となったが、リレーの様子は全世界に発信されている。沖縄の素晴らしさ、皆さんの思いを発信していただきたい。本日の聖火リレーが皆さんとともに沖縄の歴史に刻まれることを喜んでいる」とも強調した。

聖火を点火する玉城知事(左から2人目)とゴリさん(同3人目)=1日、名護市

 聖火ランナーのトップを務めたゴリさんは「トップだと今日知って、ずっと緊張していた」としつつ、「オリンピックの祭典の序章としての聖火リレーの一端を担える喜びを味わい、選ばれたことを光栄に思って走ろうと思っていた。57年ぶりに沖縄に来た炎を持って走れるということの光栄さ、ありがたさで体がしびれた」と説明した。

 その上で、「国々の1番が世界中から集まる。その戦いを見ることができる。そんな贅沢なことはない。世界中の技を見せてもらい、試合後は心の握手をして、次の4年後につながればいいと思う」と述べ、東京五輪の成功に向けて期待を寄せた。

 2日は平和祈念公園内で豊見城市、浦添市、座間味村などのランナーが聖火をリレーする。

(記事・写真 宮古毎日新聞)

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

おすすめ記事

  1.  新型コロナウイルスワクチンの供給をめぐって、沖縄県と県内の複数の市との間でつばぜり合いが…
  2.  コロナ禍で去年は中止となった全国高校野球選手権沖縄大会は、18日に決勝戦が行われ、65校…
  3.  任期満了に伴い、7月11日に投開票された那覇市議会議員選挙では、40の議席を巡って63人…
  4.  任期満了に伴う那覇市議選(定数40)が11日に投開票された。「オール沖縄」を標榜し城間幹…
  5. 20210612_県「総合的に判断する」緊急事態宣言の是非で-1
     5月23日にスタートした今回の緊急事態宣言。当初は6月20日の解除を目指して、小中高校の…
琉球海運_広告国場組大寛組前田鶏卵
国場組大寛組琉球海運_広告前田鶏卵

特集記事

  1.  新型コロナウイルスワクチンの供給をめぐって、沖縄県と県内の複数の市との間でつばぜり合いが…
  2.  沖縄県金融広報委員会(事務局・日銀)が2019年に全国を対象に実施した金融リテラ…
  3.  亜熱帯の森に希少な固有種が多数生息する奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島について、…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ