アスリートを総合支援 (株)沖縄スポーツマネジメント誕生
- 2021/4/24
- エンタメ・スポーツ
アスリートを子どもたちと地域の財産に
譜久里代表は座間味選手の加入について、沖縄でいま唯一11秒台を走る女子選手であるということに加え、良い影響力のあるアスリートを沖縄の子どもたちに紹介したかったと語る。それは沖縄スポーツマネジメントに参加する若手アスリートに向けたメッセージでもある。
「アスリートとしての経験だけでなく、子どもたちと触れ合ったり、地域と上手く連携して活動したりすることで、これからの自分自身の競技の幅を広げる人間力、たくさんの人に好かれるようなアスリートになってほしいと思っています」
船出を果たしたばかりの「沖縄スポーツマネジメント」はプロアマ問わず、また県内外在住や出身も問わず、所属アスリートを募集している。まずは門戸を広げて、スポーツ選手として高みをめざしたいと考える人材に手を差し伸べたいという考え方だ。詳しくは沖縄スポーツマネジメントのHPを見ていただきたい。
スポーツツーリズムや教育にも期待
「沖縄からJリーグを」「沖縄からプロバスケットボールチームを」と、地元プロスポーツチームなど考えも及ばなかった時代から、夢物語を現実にした人々がいて、FC琉球や琉球キングスといったチームがある。プロレス、野球、卓球、バドミントンなどでもプロになったり、トップリーグを目指したりする団体やチームが活動を続けている。その中で陸上や格闘技、バレーボールやビーチサッカーなどさまざまなジャンルを網羅する沖縄スポーツマネジメントの存在も、県出身や沖縄を拠点に活動するアスリートにとって、頼もしいものになるはずだ。この活動の継続が、沖縄のスポーツツーリズムや子どもたちの教育、成長に関しても大いなるプラスになることを筆者も信じ、応援していきたい。
●沖縄スポーツマネジメントHP
https://sports-management.okinawa/
●沖スポチャンネル(YOUTUBE)
https://www.youtube.com/channel/UC-VdKR1waw8_0dBmvE0cYTw