ライブ配信で芽生える「絆」とは!17LIVEトップライバーYUIさん

 

第一印象は「怪しくない!?」誰かに元気やハッピーを

 小学校6年生の頃から20歳までタレント養成スクール「沖縄アクターズスクール」で、歌やダンスのレッスンに励んでいたYUIさん。その後は友達からの誘いもあってモデル事務所に所属します。
 そうして県内の様々な媒体でモデル活動をしている時に、アクターズスクールに通っているときの友達が「17LIVE」を使って、ライバー活動をしていることを知ります。

 YUIさんがライバーという職業を知った当時は、まだまだライブ配信について広く知られていませんでした。
 もちろんYUIさん自身も「『ライバーってなんだろう?ちょっと怪しいけど、本当にこんな職業があるの?』と少し疑っていた」と笑いながら話してくれました(笑)
 しかし、全国区のテレビ番組で「17LIVE」が取り上げられたことによって、ライバーという職業が広く知れ渡ることとなり、YUIさんは「怪しい職業じゃなかったんだ!」と思うと同時に「誰かに元気を与えたり、誰かをハッピーに出来る職業があるなら、ぜひチャレンジしてみたい!」という気持ちが湧き上がってきたと言います。

 そして、もともとライバーをしていた友達に「17LIVE」の担当者を紹介してもらい、そこからトントン拍子にライブ配信を始める話が進み、ライバー活動をスタートさせました。

最初はリスナー0人!続けられたのはファンの支えがあったから

 今でこそYUIさんは「17LIVE」内の様々なイベントで全国のライバーを凌いで1位を獲得したりと、かなりの結果を残していますが、ライブ配信をスタートしたときは、もちろんフォロワー0人。ライブ配信をしたとしてもリスナーも0人の日々も少なくはありません。

 体育座りをしながら何時間もスマホと向き合って、時たまライブ配信を見にきてくれた人と積極的におしゃべりをして仲良くなることで、フォロワーを徐々に増やしていくことから始めたと言います。

 YUIさんは、視聴者が特に多い21時〜23時の間で毎日配信を続け、それに加えて朝やお昼の時間にゲリラ配信(通常の毎日配信とは違い、単発で行う配信)を行っていました。
 夜の毎日配信は常連リスナーに向けて、朝やお昼のゲリラ配信は、通勤中やお昼休み休憩を利用してライブ配信を観ている方に自分の存在を知ってもらうためにと、毎日配信とゲリラ配信を使い分けながら、フォロワーを獲得していきました。
 また、毎日の配信はもちろんのこと、週に一度は常連リスナーとゆっくり向き合いながらコミュニケーションを取るために5〜6時間にも及ぶ、ロング配信(長時間配信の呼び方)も行っていたと言います。

 普通なら心が折れてしまいそうな状況で、何故頑張ることが出来たのかYUIさんに聞いてみました。
 「私自身、何が普通のやり方なのかが分からなかったのも大きいかもしれません(笑)とりあえずコツコツとやってみようと思って当時は配信を続けていました。そうしていると、優しいリスナーさんがお友達を連れて配信に遊びにきたりしてくれて、徐々にリスナーやフォロワーの人数が増えていったんです。今でもスタート時から応援してくれているリスナーさんとは仲良しです!」

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:
1

2

3

関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…
宮古毎日新聞

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ