キングス 球団初のアジア枠、ジェイ・ワシントン獲得 EASL見据え補強

 
キングス初のアジア特別枠選手となるジェイ・ワシントン(琉球ゴールデンキングス提供)

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは9月8日、フィリピン出身のジェイ・ワシントン(40)と選手契約を結んだことを発表した。アジア特別枠制度を活用した選手獲得は球団初。キングスは今季、東アジア各国のリーグの強豪チームが参加して初開催されるEASL(東アジアスーパーリーグ)にも出場するが、Bリーグに比べて外国籍選手の登録枠が1つ少ないことから、戦力をさらに底上げするために今回の補強に至った。

 1981年11月10日生まれのワシントンは、身長200センチ、体重98キロのパワーフォワード。米国のエッカード大学卒。2005年から母国フィリピンのプロリーグ(PBA)一筋でプレーしてきたベテランだ。

ビッグマンの層に厚み

 EASLのルールでは、日本国籍以外の選手の登録枠は学国籍2人、アジア特別枠1人となっており、Bリーグに比べて外国籍が1人少ない。ジャック・クーリー、アレン・ダーラム、ジョシュ・ダンカンの3人の外国籍のうちの2人に加え、ワシントンもベンチ入りできることで、よりビッグマンの層の厚さが増した。

EASLの公式ホームページ(https://www.easl.basketball/?lang=ja)

 10月にホーム&アウェー方式で開幕するEASLは日本、韓国、フィリピン、台湾、香港から計8チームが参加し、初代王者を目指すキングスは予選をグループAで戦うことが決定している。

 11月2日には、同じグループに所属するPBA王者の「サン・ミゲル ビールマン」とアウェーで対戦するため、球団は「バスケットボールが国技のフィリピンに乗り込んでの試合となり、キングスにとっては経験したことがない環境での厳しい戦いが見込まれます。ベテラン選手を加えて逆境を乗り越えることができればと願っております」とコメント。また、8月に人工橈骨頭置換術の手術が終了したことが発表されたばかりの渡邉飛勇にも触れ「渡邉選手が不在の期間中、控えのビッグマンとしての活躍も期待しています」とした。

「私自身を捧げる覚悟」

 ワシントンのコメント概要は以下。

 2022-2023シーズンに向けて、キングスという素晴らしいチームに参加できることをとても楽しみにしています!2021-22シーズンはキングスにとって素晴らしいシーズンとなったと思いますが、達成すべき、さらに大きな目標があり、それに向けて今シーズン取り組むことに興奮しています。このような素晴らしい組織でプレーできることを誇りに思い、今後も成功を収めることを楽しみにしています。私自身を捧げる覚悟で一生懸命プレーします。すべてはチャンピオンになるために!

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長嶺 真輝

投稿者記事一覧

ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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