オリオンが缶チューハイ「WATTA」で県民ソウルドリンクとコラボ

 
左・沖縄森永知念良明社長、右・オリオン早瀬京鋳社長

 沖縄県のアルコール飲料と言えば、琉球泡盛とオリオンビール。600年の歴史を誇る泡盛と、軽い飲み心地が南国にぴったりのオリオンビール。どちらも沖縄が誇るアルコール飲料である。

 そのオリオンビールが、沖縄県民のソウルソフトドリンク沖縄森永「ヨーゴ」と協同開発し、「WATTA(ワッタ)ヨーゴサワー」を2月24日から全国発売することになった。

 1957年創業のオリオンビールは、2019年に経営を一新、「県民のビール」というアイデンティティーを守りながら新しい商品開発を行ってきた。

「なんだ?この飲み物は」から始まったコラボ

 消費者にとって一番の衝撃だったのは、19年5月に缶チューハイの発売を始めたこと。その名も「WATTA」(ワッタ)。ワッターとは沖縄の言葉で「私たち」を意味する。沖縄ならではの素材にこだわり、その魅力を発見する楽しさや喜びを感じられるブランドとして、「私たちのお酒、私たちの美味しさ」と誇りを感じられる商品を目指して開発されている。〝私たちの〟とはいえ、県外でもWATTAは人気が高く、特に女性から「飲みやすい」と好評だ。

 缶チューハイを発売してから1年後には「沖縄のおいしい!を、たのしい!に」というコンセプトのもと、商品ラインアップとパッケージデザインをリニューアル。通年商品の4フレーバーに加え、2ヶ月に一度の限定商品も継続的に発売している。めまぐるしい展開に驚かされる。

 2月24日新発売の「WATTAヨーゴサワー」は、およそ60年にわたって愛されてきた沖縄森永の「ヨーゴ」の乳酸飲料水とのコラボレーションだ。

新発売WATTAヨーゴサワー
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