助産院併設の保育園「ママに優しく」産後ケアや育児相談も

 

 今年1月に開園した、助産師がママのためにつくる保育園「Emily‘s Nursery(エミリーズナーサリー)」(北谷町港)では助産院を併設し、出産後の母親のケアや育児相談なども受け、定期的に母乳育児や沐浴教室、離乳食講座などを開催し、母親をサポートする。助産師で園長の甲斐由香さんは「ママにとことん優しい保育園をつくりたかった」と話す。

「手ぶら保育」でママを楽に

 由香さんと夫の景亮さん夫妻が営むエミリーズナーサリーでは、「ママの仕事を減らしたい」と着替え、オムツ、ミルクを用意し、お母さんは手ぶらで子どもを預けることができる。

 また、着替えやタオルなどの洗濯は、赤ちゃんの肌に優しいEMアロマ洗剤を使用。さらに、「おむつなし育児」や「五感教育」、「グローバル教育」などを取り入れている。赤ちゃん自身の食べる力を育てる「BLW離乳食」やオーガニック食材を使用した「食育」にも力を入れ、全てオーガニック食材を使用した離乳食、おやつを提供している。

 由香さんは「食を最も大切にしていきたい」といい、理由に「子どもたちには安心安全な本物を知って、味わってほしい。大切に育てられた『いのち』を大切にいただいてほしい。食(という字)は『人を良くする』ものだから」と話す。

 オーガニック食材は、西原町にある有機JAS認定農家「新島ファーム(平良代表)」から無農薬、化学肥料、除草剤を使わずに栽培された新鮮な旬の野菜を取り寄せ、北谷町にあるオーガニック食品専門店「グリーンリーフ」から米や無添加の調味料を厳選して使用している。

 「奇跡的にご縁が繋がり、子どもたちに安心安全ないのちが届けられています。この取り組みが持続可能で、全ての保育園や学校給食でもスタンダードになるように」との思いが込められている。

新島ファームのオーガニック野菜(写真提供:エミリーズナーサリー)

併設助産院で産後の母親をサポート

 助産院を併設していることも特徴的だ。出産後の母親のケアや育児相談なども受け、定期的に母乳育児や沐浴教室、離乳食講座などを開催するなど母親をサポートしている。

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