女優・柴田千紘の沖縄めぐり 大花火発射権を15万で買った男の末路編
- 2021/1/24
- 食・観光
100万円ですよ?!
正気の沙汰とは思えないけど、その時コジャくんがそれを買っていなければ、そもそも私はコジャくんと出会ってないかもしれない。
私はその時期、アメリカから帰ってきたばかりで時間だけはたっぷりあるホームレスだったので、長崎でバッタリ西野さんに出逢ってからというものすっかり、使いっぱしりにされる代わりに生かしてもらえる「酔っ払い屋さん」になっていた。
自分とのサシ飲みに100万も払っちゃった青年になんとかお礼をしたい西野さんによって私は沖縄に飛ばされて、コジャくんのお母さんがされてるゲストハウスに泊まりにいったのが、コジャくんとの出会いだった。
100万円もそんなことに使えるなんて、さぞお金持ちの坊ちゃんなんだろうと思うかもしれないけど、そんなことはない。むしろ頻繁に「無職になった」と言ってるし、一文無しになっている。
ふつうに貯金してきた100万円を酔ったノリで全部使ってしまったかと思ったら、またアルバイトでコツコツ貯めた15万円でボタンを押そうとする。
もしかしたら一文無しになるのが趣味なのかもしれないけど、
これも誰かのためにお金を使おうとするコジャくんの母ちゃん想い、友達想い、うるま市想い、沖縄愛、なんじゃないかと思うのです。
宿はモンゴルのゲルがモチーフ
今回の花火のプロジェクトは、リゾートコンドミニアム型宿泊施設・うるまドーム(https://urumadome.com/)を運営されるなどしている多田進吾さんが立ち上げたらしく、
①支援金は全てうるま市へ寄付
②うるま市の認知度を上げること
と目標を掲げてクラウドファンディングをしていました。