女優・柴田千紘の沖縄めぐり ちーさんぽ@首里編

 

 旅を愛する女優・柴田千紘さんに、沖縄リピーターの立場で見た”冬の沖縄”を素直な視点で描いてもらう紀行文日記の第2弾。今回は首里の街歩きです。


 はいたーい!

 あっというまに沖縄かぶれの柴田千紘です。
 私は高校生のとき、修学旅行というんでしょうか?学年皆で行く旅行の行き先が、沖縄でした。
 そんな学生たちも絶対訪れる首里城があるここ、首里。

 首里は「那覇市の北東部を占める。かつて首里市(市制施行前は首里区)だった地区である。また、さらに以前は首里城を中心とする琉球王国の王都として栄えた」とWikipediaにも出てくる通り、元々首里市だったのが1954年に那覇市と合併したそうです。 
 今日はぷらぷらそんな首里をお散歩。

 ゆいレールの首里駅を降りるとすぐに三線のお店があるんだけどコロナのせいで無料体験とかお休み中。どこもかしこもコロナにやられておりますね〜三線は弾けなかったけど、猫がなんともかわいい声を出してました。

 このよく鳴く子が気になってクンクンしていた袋に入ってたのはデザートラボショコラさんのシュークリーム。こちらも首里にあるお店で金城ダムの橋のすぐ近く。私はお店ではふわふわのロールケーキを食べたけど、上に乗ってる生チョコがまた…広がる香りで美味しかった!
 私、生チョコ作るの得意かと思ってたけど…負けたー。(当然)

 お城周りのこのへんもほんとに見所が多いんですよね。華やかな旗がたっていた「だるま寺 西来院」も階段をあがっていくと赤いいくつもの鳥居の参道があって。

 その鳥居をくぐって進んで行くとドラえもんのガリバートンネルをくぐっているような、進むごとに何らかの変化が起きるような気になる。わくわくしちゃいました。奥の大きなだるまさんのあたりには合格祈願の絵馬がたくさん。そして本堂へいくと素晴らしい龍がいました!こんな天井画に出会えるとは…。辰年なので龍の絵や話は大好き。

 そして本堂のそばには、なでるといいって書いてある達磨さん像が。アニメのキャラクターみたいな愛嬌のあるお顔。なでたところが良くなるんだろうか?と私はとりあえず頭を念入りになでなで。そして肝臓あたりをなでなで。

 そのおかげか早速お酒が飲みたくなってすぐ近くの瑞泉酒造へ。そう、首里は泡盛作りも盛んらしい。
 しかし到着すると「コロナ感染予防のため工場見学、試飲は中止しております」なぁにぃーー!コロナめ。ほんとにまったく。でも購入はできるみたいなので中に入っていろんな泡盛を眺めて、とりあえず妄想飲み。
 ちょうど、首里市が那覇市になった100年記念のボトルが限定で売っていて、購入すると一部が那覇市への寄付になるんだそう。
 買ってみた。お手頃だし、ポケットサイズだしとっても良い。持ち歩くのに最高だなーと思ったけど、泡盛の小瓶を持ち歩いてる女でいいのか私…。

 あと、首里にくると好きな景色がこの石畳の道。
 城下町らしい古き立派な道や塀のかんじ。 坂道も多いからハイヒールとか絶対きつい。滑りにくいスニーカーでゆっくりお散歩するのがオススメです。

 晴れてる日と雨の時でまた雰囲気が全然ちがうけど金城の石畳を歩いていると大赤木にも出会えます。
 その途中途中の植物にも説明の看板があったりして植物好きな人も楽しいと思います。

 この赤木…

 その木が見える手前から、なんか不思議な空気に守られているかんじ。目の前で200歳の姿を眺めて、もしかしたら集中したらこの木と会話できるんじゃないかって気分になる。
 そう感じたのも、ここにあった看板にこんな言葉があったからです。
 「〜 340余年前、豊かな森だったこの辺りで村人が通るたびに霊気を感じたのでこれはただごとではないと 時の王府に願い出て拝所を置き神々と王府との交流の場となる」
 霊気を感じる人達が普通にいて、それは王府に伝えるほど当たり前なもので、王府と神々が交流する場を作っていたのがほんの340年前って。信じられます? 
 自然と共にあった時代のことをよく考えるんですが、そこで生きた人たちには、今の人たちが使い方を忘れたような能力があったんだと思うんですよね。
そんなことを思いながら木にご挨拶してみて耳をすませていたら…めっちゃ蚊に刺されました。 
 1月中旬で、蚊!!!沖縄すごい。8箇所くらい刺されました。

 石畳の坂道の途中にもカフェ(真珠と書いてマダマ)があって、ここは癒されます。景色もいいし、小さく沖縄の曲が流れていて。今更ながら首里は高台なんですね。。

(黒糖チーズケーキ しっかり黒糖の味!マンゴーソースのかかったアイスもついていて満足感◎)

 高台ということはやっぱり夜景も綺麗ですよね。グーグルに出てくるだけでも三つの展望台がありました。
 雨乞嶽展望台、西のアザナ(展望台)、展望台。
 飾らなさに敬意を表して「展望台」から景色を見ました。

 まだ日が暮れかけているところですがそれでもキラッキラで、美しかったです。なんだかとても安心した。

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柴田 千紘

柴田 千紘

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千葉県出身、旅人/作家/女優。長年所属していたオスカープロモーションを昨年退社して絶賛フリーランス中。

出演映画に、大根仁監督「恋の渦」ヤンイクチュン監督「しば田とながお」内田英治監督「身体を売ったらサヨウナラ」園子温監督「リアル鬼ごっこ」など。
著書には「ショートショートの宝箱」IとII。どちらも著作短編小説収録(光文社)。さらに、旅中に現地で撮ってもらった写真と経験を綴った旅本「HIT AND RUN」を自費出版して手売り中。
世界旅とダイビングと乗馬が趣味。最近は千葉の館山と沖縄にいることが多い海と夏女。赤提灯系大衆酒場をこよなく愛する。

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