女優・柴田千紘の沖縄めぐり 大花火発射権を15万で買った男の末路編

 

 旅を愛する女優・柴田千紘さんに、沖縄リピーターの立場で見た”冬の沖縄”を素直な視点で描いてもらう紀行文日記の第3弾。今回はうるま市の花火大会の裏側にあったこんなドタバタ劇を紹介。訳あって「花火の発射ボタン」まで車で急行する柴田さんの運命やいかに!


 こんにちは!

 1月16日に、うるま市で花火があがったのをご存知ですか?どこまでの範囲で見られたんだろう?「不滅のうるま~新炎柱編~」がコミュニティラジオ局FMうるまで放送され、ニコニコ動画でも生配信されたので画面越しに見た方も多かったんじゃないでしょうか?

 当日はHYからのメッセージVTRがあったりもしたらしく、
花火打ち上げ後もTwitterやFacebookで「コロナに負けないぞ!」「泣けてしまった」「元気出た!」など、この状況でそれぞれが抱える問題と結びついた感想をたくさん目にした。

 そんな熱い花火を、実は筆者柴田も見ていました。

 この日は風が強くて雨も少し降っていて花火が本当にあがるのか?と心配になっていたけど、本当に綺麗にあがっていました。

動画のスクリーンショットより

15万円つぎ込んだ男の地元愛

 さて、その花火大会の影でこんなことがあったのです。

 まず数年前から私の沖縄の友人であるコジャトモヤスという男(以下コジャくん)が「15万円で花火を打ち上げるボタンを押す権利を買った!」と言うのだ。
そしてクイズ番組で使うような(実際あんなに安っぽいのは使わないはず)ボタンを押す練習をしていた。私は「ボタンを押す」練習なんて人生で一度もしたことがない!

 この彼は前にも同じような変態な買い物をしていたときがあった。
 「キングコング西野亮廣とサシ飲みする権利 100万円」だ。

次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ