コロナ禍の大会中止 バトンは後輩に 全国強豪首里高なぎなた部
- 2021/1/5
- エンタメ・スポーツ
先輩たちの背中を追って
巣立ちの準備を進める3年生の背中を追う後輩たちの先頭に居るのが現主将の2年生、大城志歩さんだ。11月の県新人大会では、試合の団体・個人で優勝。さらには演技でも、同級生の小川陽(おがわ よう)さんとのコンビで優勝。3種目全てで3月下旬に予定されている全国選抜大会への出場権を得ている。前主将の宮城さんとは小中高と同じで、姉のような存在である先輩の思いは人一倍ある。
「3年生の最後の大会にかける思いだったりこれまで練習してきた姿を見てきて、自分も本当に悔しいという気持ちでした。自分たちは(全国選抜は)開催される予定なので、3年生の気持ちもそこにぶつけたいです。個人個人の技、技術の面もそうなんですが、チーム全体としての(気持ちの)つながりというのがもう一つ全国では必要になってくるので、そこを頑張りたいと思っています。」
この年末年始は駅伝、バスケ、ラグビー、サッカーと高校スポーツの全国大会が新型コロナの影響を受けながらも開催に至った。今後の状況はもちろん予断を許さないが、活躍の場が守られることを願ってやまない。