沖縄タウンが舞台 映画「だからよ〜鶴見」主演ガレッジ川田さん「先祖に感謝」
- 2020/12/6
- エンタメ・スポーツ
映画の魅力=鶴見の魅力
渡辺監督はこの映画の魅力をこのように語る。
「映画の魅力=鶴見の魅力です。沖縄と南米がチャンプルーした街に溢れるウチナー魂が詰まった作品です。チムグクルを感じて頂ければ嬉しい」
さらに、川田さんは主演を務めてみてこのように語った。
「『だからよー鶴見』に出演させてもらって地元沖縄のことがより好きになったし、ウチナーンチュのご先祖さまに感謝の気持ちでいっぱいになりました。素晴らしい音楽を残してくれたこと、素晴らしい心を残してくれたこと、南米やハワイという遠う国に居てもウチナーンチュは繋がっていると誇りに思いました」「近いうち、ブラジルやハワイに住むウチナーンチュと一緒に心を1つにした映画も必ず撮ります。それは僕の使命だと思います。このようなコロナの時だからこそ、チムググルを大切に最高の作品を作ったら天国に居るご先祖さまはきっと喜んでくれると思います。世界中にいるウチナー魂を持った皆さん、待ってて下さい」
野村さんの想いに共感し、増えていく仲間。根っこにあるのは、地域への愛、故郷沖縄へ寄せる想いだろうか。多くの沖縄出身者が暮らす鶴見には、街角から聞こえてくるエイサーの太鼓、三線の音色、活気に溢れた情熱が流れている。また、沖縄出身者も昔から鶴見に住む人も、新たに鶴見に移り住んできた人も、外国からきた人も、全ての人種と民族をチャンプルーにしてしまう、鶴見の街のエネルギーが息づいている。
映画は、コロナの影響で上映会が延期となっていたが、12月13日に鶴見のホールで上映されることが決定した。出演者による舞台挨拶やミニライブも予定している。その後は、東京や沖縄でも上映していく予定だ。
<だからよ〜鶴見>
監督・脚本:渡辺熱
製作:「だからよ〜鶴見」製作委員会
出演:川田広樹 (ガレッジセール)、いーどぅし、アルベルト城間、REINA(MAX)、宮川たま子、デニス植野、ガリットチュウ 他