演者目線で“基盤”を作る フリーランスつなげる「レフトステージ」

 

「文化、エンターテインメント、アートに関わる人たちが不条理にさらされず、社会の役に立つようきちんとした環境を構築したい」

 今年1月から始動した株式会社レフトステージは、主にエンターテインメント業界に携わる人たちを互いのニーズに合う形でつなげて仕事を生み、それがひいては表現活動(=アート)への社会的な評価の底上げ、認識の更新に至るようなプラットフォームの構築を目指している。
 CEOの大坪敏雄さんは元役者、COOの久保田真弘さんは現役のミュージシャンだ。現場の現実を身をもって知る“プレーヤー目線”で、社会貢献も射程に捉えながらサービス基盤の構築を見据える。

業界継続の新たな形を模索

CEOの大坪敏雄さん

 東京で役者をしていた大坪さんは、15年前に沖縄に移住。役者を辞めた後も演劇に携わる中で、大きな収容人数の劇場からいわゆる“小箱”も含めた全国の演劇業界全体の玄関口となるようなポータルサイトの必要性を感じ、事業の着想を得た。現在「シアトレ」と名付けてシステム開発を進めている。
 チケットの大手発券会社ごとでのサービスはあるが、小劇場で手売りしている規模だと、演劇好きな観客でもなかなか情報にたどり着けなかったり、チケットが買いづらかったりする現状について「チケットの電子購入化はシステム上可能。手売りでやっているような劇場だったりすると、むしろ電子化するとコストカットもできるし、拡散も容易になるので、メリットは大きい。何より、演劇を見る機会自体が増える可能性につながる。この辺は自分のファン心理でもあると思います」と話す。

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1.  「このままでは、沖縄の貨物ハブに未来はない」  全日本空輸(ANA)の幹部…
  2.  9月25日、「ゆいレール」を運行する第三セクター「沖縄都市モノレール」は、3両編成の車両…
  3.  “沖縄の新たなエンターテインメント”を開拓すべく旗揚げから8年目を迎えた「琉球ドラゴンプ…
  4.  沖縄自動車道の沖縄南インターチェンジ近くに建設中の「沖縄アリーナ」。最大1万人収容可能な…
  5.  15世紀の琉球で誕生したともいわれる空手。県が掲げる「沖縄空手振興ビジョン」によると、世…

特集記事

  1.  「このままでは、沖縄の貨物ハブに未来はない」  全日本空輸(ANA)の幹部…
  2. 沖縄鉄軌道 沖縄ニュースネット
    「2019年度末に着工できるよう、取り組みを加速していく」  7年前、当時の仲井真弘…
  3.  沖縄自動車道の沖縄南インターチェンジ近くに建設中の「沖縄アリーナ」。最大1万人収容可能な…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ