世界のウチナーンチュの日 今年も世界中でお祝い開催

 

沖縄関連の催しや取り組み広がる

2019年にペルーで行われたウチナーンチュの日を祝う催し

 記念日の制定には、これまで築きあげられてきた世界中のウチナーネットワークが継承され、今後も繁栄していくようにと願いがこめられている。

 2019年はこの日を中心に、県内市町村ではパネル展やイベント、海外の沖縄県人会でも様々な催しが展開され、ハワイ州では一品持ち寄りパーティーやワークショップ、フロリダ州ではピクニック、ブラジルでは三線や舞踊、エイサーの沖縄文化を披露するイベントが行われた。
 毎年やってくる記念日は、沖縄のアイデンティティーやルーツを考える日になっている。亡き翁長前知事もこの日を、そして広がるウチナーネットワークの輪を微笑みながら見守っていることだろう。

コロナ禍で変化するイベントの形

ボリビアでウチナーンチュの日に向けプロジェクトに取り組む青年ら

 制定日から4年目。今年は新型コロナウイルスの影響でイベント開催に制限がかかる中、沖縄や世界各地でオンラインイベントが計画されている。ボリビアでは若い世代が中心となってプロジェクトを立ち上げ、伝統文化に触れる機会を同世代の若者に提供。また南米では県人会が中心となり隣国とのオンラインイベントの開催も予定している。

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