プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは13日、2連覇が懸かる2023-24シーズンに向け、桶谷大ヘッドコーチ（45）との契約継続を発表した。21-22シーズンにキングスのHCに復帰してから、3シーズン目に入る。

キングスを“3度”優勝に導く

　桶谷氏は京都府出身。アリゾナ州立大学でのコーチ留学を経て、05-06シーズンに旧bjリーグの大分ヒートデビルズのアシスタントコーチに就き、指導者としてのキャリアをスタートさせた。

　08-09シーズン、当時bjリーグ参入2季目だったキングスのHCに就任すると、前シーズン西地区最下位だったキングスをいきなり初優勝に導いた。翌シーズンから3位、準優勝と続き、11-12シーズンに再び優勝。その後、岩手ビッグブルズ、大阪エヴェッサ、仙台89ERSを渡り歩き、21-22シーズンからは、今度はBリーグでキングスを率いている。

　bjリーグ時代に続き、キングスのHCに復帰してからの2シーズンで準優勝、優勝と際立った成績を残している桶谷氏は「沖縄の皆さん、キングスファンの皆さん、日頃から多大なるサポートありがとうございます。2023-24シーズンは連覇のかかるシーズンになりますが、キングスが大事にしてきたカルチャーを深く次世代につなげていけるよう邁進していきたいと思います。新シーズン、また皆さんと戦えることを楽しみにしています」とコメントした。