今年はコロナ前と同規模3万人で開催  第37回NAHAマラソン

 
記者会見で、今年のNAHAマラソンの概要について説明する、那覇市の知念覚市長=24日、那覇市役所

 那覇市の知念覚市長は24日、同市役所で記者会見を開き、第37回NAHAマラソンを12月3日に開催することを発表した。今年は、新型コロナの感染症法における位置付けが「5類」へ引き下げられたことから、定員数はコロナ禍前の大会規模と同じ3万人となった。参加申し込みは7月3日から31日までで、定員数に達すると受付終了となる。

 今年は「ふるさと納税枠」を新設。同枠では、マラソンコースとなる5市町(那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市)いずれかの自治体に3万3000円以上をふるさと納税した19~64歳の県外在住者に出走権が進呈される。同枠の定員は、各市町500人、計2500人で、定員数に達し次第、受付を終了する。申込期間は、6月19日~7月2日まで。

 また、昨年まで自粛を呼び掛けていた沿道の応援についても、現状では自粛要請しないとした。ただし、12月に新型コロナの感染が拡大するなどして、国や行政から指針が出た場合は、再検討するという。

 知念市長は「NAHAマラソンに関わる多くの皆さんにとって、思い出に残る素晴らしい大会となるよう、関係者一丸となって大会運営に努めていく。今回から元(コロナ禍前の大会規模)に戻るので、奮って参加してほしい」と、ジョガーらへ呼び掛けた。

 エントリーは、琉球銀行の各店舗やインターネット(https://www.sportsentry.ne.jp/)、電話(申込受付専用0570・039・846)のいずれでも受付可能。

 参加料金は、一般が9800円、65歳以上と高校生含む18歳以下(大会当日16歳以上)は7800円となっている。

 詳しい問い合わせは、NAHAマラソン協会事務局(電話098・862・9902)まで。

(記事・写真 宮古毎日新聞)

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