9日、潜水艦救難艦も参加して捜索続く 陸自ヘリ行方不明
- 2023/4/9
- 社会
陸上自衛隊のヘリが行方不明となった事案で、宮古島周辺では9日も懸命の捜索が続いている。同日からは、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」も参加したが、依然として搭乗者の発見には至っていない。同日午後には、ヘリが行方不明となってから72時間が経過した。
同事案は、陸上自衛隊の坂本雄一第8師団長など10人を乗せたヘリコプター「UH60JA」1機が、6日午後3時56分ごろ、宮古島周辺の洋上でレーダー航跡を消失させたもの。これまでに、海上保安庁がヘリのドアのようなものなどを回収しているが、搭乗員は見つかっていない。
8日夜には、宮古島市消防本部が「人が浮いている」との通報を受け、消防や海保などが宮古島市伊良部島の「三角点」と呼ばれる場所の近くを捜索。また、9日も午前から同地点の捜索を行ったものの、発見することはできなかった。引き続き、自衛隊員らが陸上から海域を捜索する様子もみられている。
(記事・写真 宮古毎日新聞)