台風4号、2日夜遅くに沖縄本島再接近 気象台が災害警戒呼び掛け
- 2022/7/2
- 社会
沖縄気象台の発表によると2日午前9時現在、台風4号が南大東島の南南西約160キロにあって、1時間におよそ30キロの速さで北北西へ進んでいる。2日夜遅くに沖縄本島地方に再接近し、本島北部と中南部では2日から3日にかけて多い所で1時間に50ミリの非常に強い雨が降る見込み。沖縄気象台は「土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に十分注意してください」と呼び掛けている。
多い所は24時間で200ミリの大雨
本島では2日夕方から北西のち南西の非常に強い風が吹く見込みで、「3日にかけて強風に十分注意してください」としている。台風の発達程度によっては暴風となるおそれもある。
雨は2日夜から3日明け方がピークになりそうだ。3日正午までの24時間に予想される雨量は、本島の多い所で200ミリ。その後、4日正午までの24時間では多い所で50~100ミリの見込み。久米島でも激しい雨が降る見通しとなっている。
本島の沿岸海域では、2日夜のはじめ頃から3日明け方にかけ、うねりを伴う大しけとなる見込み。高波に警戒する必要がある。予想される波の高さは6メートルで、久米島は4メートル。