人材育成が急がれるIT業界 500時間の壁をどう越えるのか
- 2020/9/17
- 経済
IT業界の人材不足が深刻な問題となっている。2019年4月に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年にはIT人材が全国で45万人不足すると予測されている。業界の需要次第では、もっと不足することも考えられ、先の経産省の調査では、79万人も不足するシナリオも想定されている。
そのため、2020年度から文部科学省が学校教育においてプログラミング教育の必修化を導入するなど、IT人材の育成は国を挙げての大きな課題となっているのだ。
そうしたなかで、独自の育成プログラムに基づいたカリキュラムを導入するプログラミング教室が宜野湾市にある。
教室で学ぶことと実務経験の間のギャップ
株式会社プロトソリューションが運営するITコミュニティスペース「CODE BASE OKINAWA」で行われるプログラミング教室は、卒業生が就職までの間に実務経験を積むことができる新しいカリキュラムを導入している。