【ぎぼっくすコラム】プロ野球シーズン最終盤!沖縄出身選手の活躍を紹介 セ・リーグ編

 
自身が大ファンであるベイスターズのユニホームを身に着けるぎぼっくす

 プロ野球セ・パ両リーグともいよいよ最終番に突入。優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いで各球団が熱い試合を繰り広げている。そんな中でも沖縄県民としてやはり気になるのは県出身者の活躍。各選手の今シーズンの状況を誰よりも熱くお伝えする「うちなんちゅ野球選手の今シーズンの活躍!」。わざわざカギかっこを付けるほどのタイトルではなかったがそこはノークレームでお願いしたい。第一弾はセ・リーグに所属する選手を紹介する。(※数字は9月21日時点)

首位を追う2位ベイスターズ 神里、嶺井が1軍で奮闘

 首位を走るヤクルトスワローズを追いかける2位横浜DeNAベイスターズには5人のうちなんちゅがいる。

 野手は神里和毅と嶺井博希の2人でどちらも1軍で奮闘している。神里は攻走守3拍子揃ったプロ5年目の外野手でルーキー時代の1年目にはいきなり開幕スタメンを勝ち取るなど期待大きい選手だ、今シーズンは打率.191ホームラン1本打点10とかなり苦しんでいる。

 快速を生かした盗塁も僅かに5で出場試合も現時点では過去最少の73試合にとどまっている。1年目、2年目には盗塁15を記録、3年目には規定打席には届いてないものの打率3割を記録している実力のある選手だけに何かきっかけを掴んで上昇してほしい。南風原のスーパースター神里ならできるはずだ!

 もう一人の野手はキャッチャーとして奮闘しているプロ9年目の嶺井。3人の捕手を併用して戦うベイスターズの中で嶺井は最多の85試合出場し横浜の守り神となっている。打率.211、ホームラン5本、打点30という成績で打率は低いが、ホームランと打点は現時点ですでに自己最多を記録している。盗塁阻止率も.327でリーグ3位の好成績。優勝争い、日本シリーズ進出争いにむけてもう少し打率を伸ばしていけばさらなる好成績が残せるはずだ。奥武島のスーパースターならやってくれるはずだ!

ベイスターズの本拠地、横浜スタジアム

 そして投手陣は宮國椋丞、平良拳太郎、宮城滝太の3選手。プロ12年目の宮國は1軍の中継ぎ投手としてプレーしていたが8月27日のヤクルト戦で1回5失点と打ち込まれ2軍に降格。巨人を退団後、無所属が続く中で昨年テスト入団で加入した宮國。地獄から這い上がってきた宮國はこんなところで終わるはずがない!過密日程で登板過多が続く投手陣に救世主としてまた1軍に返り咲いてほしい。糸満のスーパースターなら必ずできる!

 エース候補として期待されているプロ9年目の平良は昨年トミージョン出術を受けた影響で今シーズンは支配下登録から1軍に試合には出場できない育成契約選手として登録。来シーズンからの復帰が予想される中で7月末に支配下登録に復帰。2軍での初先発の試合では初回から6者連続三振で3回を投げて無安打無失点の完全投球を披露。今シーズン中の1軍復帰が期待されるが手術明けなので無理せず来シーズンに復帰でも良いと個人的には思っている。やんばるのスーパースターのパワーアップした投球は早く見たい!

 そして育成契約でプロ4年目の宮城は2軍で最多勝で輝くなど活躍するものの例年支配下登録までとはいかない悔しい日々が続いていたが、今年7月についに念願の支配下登録!まだ1軍での登板はないが今シーズン中のプロ初登板が期待される。嘉手納のスーパースターなら1軍でも輝けるはずだ!

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