採用取り止め、友人関係希薄に… コロナ禍の影響「あり」94.4% 沖縄県学生就職意識調査

 
イメージ写真

 求人サイト「オキナビ」の運営などを行う株式会社プロアライアンス(大城佑斗代表)と沖縄県内の学生団体CEO(舟大琉人代表)が「令和3年度沖縄県学生就職意識調査」の結果をまとめた。昨年に続き、調査は2回目。新型コロナウイルスの感染拡大によって就職活動・学生生活への影響があったか、との問いに対し、前回比でほぼ横ばいの94.4%が「影響がある」もしくは「やや影響がある」と答えた。

 調査期間は2021年11月1日~22年3月13日。対象は2022年3月および23年3月卒業見込みの4年制大学・短期大学・大学院・専門学校に通う学生。531人(男性308人、女性187人、回答したくない・その他36人)が回答した。

「内定取り消し」「説明会中止」も

 コロナ禍による就職活動への影響で最も多かったのは「企業説明会・面接がweb開催になった」との回答。「合同企業説明会が中止になった」「企業・施設の情報収集が難しくなった」との悪影響も多く見られた。

 少数ではあるが、「内定が取り消しになった」「応募したい企業・施設が新卒採用を取りやめた」など深刻な回答もあり、コロナ禍による厳しい状況が続いている現状が浮き彫りとなった。

遠隔授業で理解度低下 留学取り止めも

イメージ写真

 アンケートでは学生生活への影響も聞いているが、同じく深刻な回答が多数見られた。

 多かったのは、遠隔授業が取り入れられたことで「講義内容への理解度が低下した」「講義に集中できなくなった」との答え。対面、遠隔の授業が混在するため、スケジュールの管理に苦慮している様子も伺えた。

 「友人との関係が希薄になった」「大学・学校のイベントが開催できなくなった」「海外留学の予定がなくなった」なども多い。他者とのコミュニケーションの取り方や、学びを深めるという学校本来の意義を学生が享受できる機会が減っている。

 総括では「コロナ禍において、対外との『接点』が減少傾向にある今、学校、企業、双方が学 生との『接点』をどのように取るのかを考え、取り組むことが学生との出会いに繋がることを意識したい」と提言した。 

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2

関連記事

おすすめ記事

  1.  世界中から沖縄県系人や、沖縄にゆかりのある人が集結する「第7回世界のウチナーンチュ大会」…
  2. スターラックスの初便で台北から到着した乗客たち  台湾の新興航空会社「スターラックス航空」が…
  3.  サッカーJ2のFC琉球が、J3降格圏内となる22チーム中21位で今季を終えた。10月23…
  4.  無駄のない美しいフォームから繰り出す伸びのあるストレートに、スライダー、カーブなど多彩な…
  5.  「最高に幸せでしたぁーー!!」。宜野湾コンベンションセンターのステージ上でたくさんの出演…

特集記事

  1. 観光事業者の代表が集まる「沖縄ツーリズム産業団体協議会」 「観光客が戻っていても、観光業界の…
  2.  環境省は24日、石垣島沖にある国内最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」を9…
  3.  23日に投開票される那覇市長選。届出順に無所属新人で「オール沖縄」勢力が支援する前県議の…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ