琉球銀行が新本社ビル着工 地上13階、2025年10月に竣工予定

 
琉球銀行新本店のイメージ図(ニュースリリースより)

 琉球銀行(川上康頭取)が1日、沖縄県那覇市久茂地にあった旧本店の建て替えに伴い、建設する新本店ビルに着工した。2025年10月31日の竣工を予定している。本店営業部のほか、子会社やホテルなども入居する。

 敷地面積は4,762平方メートル。階数は地上13階、地下1階で、高さは約68メートル。中間層免震構造の鉄筋コンクリート造。施工業者は國場組、大米建設、屋部土建、仲本工業、金秀建設、大城組の特定建設工事共同企業体が担う。

 主な特徴として、以下の4点を挙げている。

(1)高い耐震性能や自家発電機によるBCP(事業継続計画)の強化

(2)大空間の執務環境による働き方の改革

(3)広場や歩行者専用道路による地域への貢献

(4)省エネルギーや省資源化による環境への配慮

エネルギー消費量44%削減 上層階にホテルも

 省エネルギーや省資源化による環境への配慮の一環として、建物の用途のエネルギー消費量44%の削減を達成した。それを受け、国土交通省告示に基づく第三者機関より、延べ床面積1万平方メートル以上の建物を対象とした省エネ性能表示制度「ZEB Oriented(ゼブ・オリエンテッド)」の認定を受けており、「エネルギー消費量を抑えた建物となります」と説明している。

 上層階には観光関連施設としてホテル機能を併設する。三菱地所と基本合意を行い、同社が運営するロイヤルパークホテルズが出店を予定している。

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

おすすめ記事

  1. ファイナルに向けて意気込みを語るキングスの(左から)岸本隆一、桶谷大HC、今村佳太=25日、那覇空…
  2.  サッカーJ3のFC琉球は18日、練習拠点としている八重瀬町スポーツ観光交流施設でファン向…
  3. 試合終了後、ポーズを決めながらファンに笑顔を向けるキングスの渡邉飛勇=4月30日、沖縄アリーナ©B…
  4.  4月28日に那覇文化芸術劇場なはーとで行われた琉球ドラゴンプロレスリング「RYUKYU …
  5. ドライブを仕掛けるキングスの岸本隆一=4月29日、沖縄アリーナ©Basketball News 2…

特集記事

  1. スェーデンリーグで優勝を飾り、金メダルを噛む上江洲光志(左から2人目)ら「ソーダハム」のメンバー=…
  2. 永山大誠代表兼ヘッドコーチ(中央)ら陸上チーム「SUMMIT」のメンバー=4月、南風原町の黄金森公…
  3.  4月28日に那覇文化芸術劇場なはーとで行われた琉球ドラゴンプロレスリング「RYUKYU …
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ