新人の森山氏が総決起大会 経済政策や県政との連携を強調 沖縄市長選

 
ガンバロー三唱で拳を突き上げる参加者たち=15日、沖縄市民会館

 今月24日に投開票される沖縄市長選に向け、立候補を予定する新人で前市議の森山政和氏(73)=立民、共産、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=の総決起大会が15日、沖縄市民会館で開かれた。森山氏は玉城県政との連携や経済政策を強調した。

 壇上には「学校給食費の完全無償化」「北部地域のスクールバスネットワークの実現」などの公約が記された垂れ幕が掲げられ、町田宗助後援会長らが支援を呼び掛けた。

市民所得10%アップを公約

自身の政策を訴える森山政和氏

 決意表明した森山氏は、市の一人当たりの市民所得が県内41市町村中39番目だとし、「市民所得の10%アップを目指します。コザ十字路のターミナル整備で人の流れを活性化させ、スポーツコンベンションによる経済発展で雇用の拡大に繋げます」とアピールした。

 重点政策の一つに位置付ける給食費の無償化についても触れ、「学校は地域に浮かぶ船です。子どもたちの自分探しの旅を助ける環境づくりが大切。元気に学べる環境は、安全安心な生活を送ることができるようにすることで実現できます」と力を込めた。

 米軍嘉手納基地を抱える市として「騒音問題やPFOSによる汚染などどれも深刻です。これ以上の基地強化は絶対に許されない。辺野古の新基地建設も断固反対です」と強く訴えた。

玉城知事らが激励 支持訴え

森山氏への支援を訴える玉城デニー知事

 激励のあいさつで壇上に立った玉城デニー知事は、県が2020年に施行した子どもを虐待などから守る「子どもの権利」条例を念頭に「森山さんが市長になったら市の子どもの権利条例を制定し、みんなで優しい街づくりに取り組んでいく。そういう市の未来をつくりましょう」と呼び掛けた。森山氏の教員、市議の経歴に触れ「積み上げた信念、市民からの信頼がある。森山さんと一緒に仕事をさせてください」と支持を求めた。

 大会にはその他、夏の参院選に立候補を予定する現職の伊波洋一氏や新垣邦男衆院議員らが参加した。最後はガンバロー三唱で締めくくった。

Print Friendly, PDF & Email

長嶺 真輝

投稿者記事一覧

ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

この著者の最新の記事

関連記事

おすすめ記事

  1.  沖縄県内各地域で受け継がれてきたその土地の言葉「しまくとぅば」。文化やアイデンティティの…
  2. サッカーの沖縄キャンプをPRする(左から)まーちゃん、尾形貴弘さん、髙原直泰さん=1月10日、豊見…
  3.  台湾の金門島をご存じでしょうか?「台湾の」と書きましたが、島の位置としては「え?なんでここが台湾…
  4.  沖縄の「長寿県」という称号はもはや過去のものとなった。厚生労働省が12月23日に発表した…
  5.  年末が差し迫ってきて「そろそろ大掃除の時期だな…」と感じ始めている人も多くなっている今日…

特集記事

  1.  八千代エンジニヤリング株式会社(東京都)はこのほど、琉球大学工学部の神谷大介准教授と共同…
  2. 今年の正月に首里城で開かれた「新春の宴」にて  2022年は観光業界だけでなく、経済界も含め…
  3.  沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は1月4日、首都圏・阪神圏在住の現在…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ