FC琉球が連敗脱出、終盤追い付きドロー 岡山に3ー3 サッカーJ2

 

喜名監督 後半のボール強度課題

 試合後の喜名監督の主な一問一答は以下の通り。

ー試合の総括を。

 「前半の立ち上がりから自分達でボールを握り、攻撃することに関しては非常にトライしてくれた。それで2点が生まれた。継続して続けたい。前々節もだが、残り5分のもったいない失点が続いている。修正していきたい」

 「ハーフタイムで3点目を奪いにいこうと話し、チャンスもつくった。セットプレーからの失点はもったいなかったが、今までと違って3点目を取りに行く気迫、戦う姿勢をよくピッチで出してくれた。この勝ち点1をポジティブに捉え、連敗を止められた。次に向かって良い準備をしたい」

ー追い付かれた後に選手交代を使ったが、その前に交代する選択肢はなかったか。

 「途中から選手が疲弊していたので、少し考えた部分はあった。セカンドボールを拾うのが遅れた場面もあったので。(後半22分に入った)武沢を早めに投入することも必要だったかな、というのは正直感じている。右サイドに(岡山の)木村が入ってきたので、そこの対応も少し後手に回った部分もあった」 

試合後の記者会見で現状の課題などについて語る喜名哲裕監督

ー練習でも守備の改善に注力していた。成果はどう感じるか。

 「前半はクロスへの対応も、いるべき位置にしっかり戻っていた。ただ後半の疲弊してきた時にボールに対するアプローチや強度が落ち、それによる失点が続いている。強度を上げ、しっかりやることをやる。セットプレーでの失点も続いてるので、見直したい」

ー次節もホーム戦となる。

 「ホームで勝ち点3を取ることがチームにとって今必要なこと。サポーターの皆さんにも辛い思いをさせている。チームは上向き状態で来てると思うので、継続すべきとこは継続し、修正すべきとこは皆で考えながら、トレーニングをしていきたい」

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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