沖縄県議会一般質問まとめ 露に停戦要求、本島南部遺骨保全など

 

 県は休校措置による農家の損失額を確認し、本年度中に補正予算を組むことを検討したが、損失割合の程度から予算化には至らなかったという。長期的な飼料高騰も相まって農家の経営は苦しい状況が続く。崎原部長は「次年度の早い段階で、支援について財政当局と調整して詰めていきたい」と今後を見通した。

来年4月開校の名護高校附属桜中学校 今月末に学校説明会

名護高校(同校ウェブサイトより)

 来年4月に開校が予定される中高一貫教育校の「県立名護高校附属桜中学校」について、開校時の新入生となる小学5年生以下の児童、その保護者らを対象とした学校説明会が今月末に開催される。末松文信氏(自民)に対する金城弘昌県教育長の答弁。
 4月から教育課程や教育方針の検討を順次行い、9月以降に改めて学校説明会を実施する予定。金城教育長は「しっかり地域の方々、県民に説明したい」と話した。
 同校は北部地区に根差した教育活動や6年間の計画的・継続的な教育指導を展開し、国内外の難関大学への進学などの対応を図ることで、21世紀をリードするグローバルで高い志を持つ人材を育成することを特色に掲げる。北部地域、名護が桜の名所であり、生徒や地域から末永く愛され、誇りとされる学校になってほしいという願いを込め、校名に「桜」の字を冠した。

遺骨保全、条例チーム発足

 沖縄戦で激戦地となった沖縄本島南部の土砂採掘について、戦没者の遺骨が混入するのを防ぐため、県は遺骨を保全するための条例制定を模索する検討チームを発足させた。比嘉瑞己氏(共産)に対する答弁で照屋義実副知事が明かした。
 土砂採掘を巡っては、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関し、防衛省が本島南部から埋め立て用の土砂を採取する計画が明らかになったことで、市民などから条例制定を求める声が上がっていた。照屋副知事は「ワーキングチームの中で前向きに検討していく」とした上で、「開発を規制する条例なのか、理念型の条例なのか、その可否をまずは検討する」と答弁。自身の祖父母も遺骨が見付かっていないとして「物言わぬ語り部としての壕も多くある。まだ戦後処理は進んでいない」との認識を示した。

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