見どころしかない!世界自然遺産の息吹感じる「やんばるアートフェス」16日まで

 
「THE SNOWFLAKES」の作品『sync』

 国内外の第一線で活躍する多数のアーティストの作品が展示・発表される『やんばるアートフェスティバル 2021-2022』(YAF)が、大宜味村の旧塩屋小学校をメイン会場に1月16日まで開催されている。

 5回目となる今回のキャッチフレーズは「君知るや やんばる」。総合ディレクターの仲程長治さんは沖縄本島北部がユネスコ世界自然遺産に登録されたことに触れつつ、「YAFという生命体もまた、やんばる固有の環境や文化、この地を訪れる人と迎え入れる人との出会いといった多彩な『個性のつながり』によって育まれた」とコメントを発表している。

気鋭アーティストの作品が多数

谷本研さんの作品『やんばる旧小学校々歌八景』

 会場は旧塩屋小学校(大宜味ユーティリティーセンター)をメインに、同村役場旧庁舎、オクマプライベートビーチ&リゾート、辺土名商店街、オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ、カヌチャリゾート、名護市民会館前アグー像の複数箇所に多様な形で作品が展開されている。

 エキシビション部門の参加者には、女優・創作あーちすととして活躍するのんさんや、大胆な表現で社会に問題提起する作品を発表するアーティスト集団のChim↑Pom、世界的に活躍する現代美術家・奈良良智さんが発案者となって結成されたTHE SNOWFLAKESなど、24組の気鋭のアーティストの名前が並ぶ。

体育館は視界に海が飛び込む造りになっている

 受付も兼ねるメイン会場の旧塩屋小の体育館は、ガラス越しに海を望める不思議な造りが目を引く。ステージ上にやんばる地域で廃校になった8つの小学校の歌詞を風景画に入れ込んだ迫力満点の巨大イラストが掲示されており、来場者を出迎える。入り口では新型コロナウイルス感染対策のため、問診票の記入が必要だ。

曳野真帆さんの作品『郷愁』
Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2

関連記事

おすすめ記事

  1.  慰霊の日が近づくと、沖縄戦を語り継ぐことの大切さが毎年のように課題として挙げられる。戦後…
  2.  7月10日投開票の参議院議員選挙が22日、公示される。沖縄選挙区は現職の伊波洋一氏(70…
  3.  「月桃ゆれて 花咲けば 夏のたよりは 南風」-。鎮魂や反戦、平和への願いを込めた海勢頭豊…
  4.  国際通りの真ん中に位置するビル。エレベータを降りて2、3歩足を進めると、100席余のテー…
  5.  求人サイト「オキナビ」の運営などを行う株式会社プロアライアンス(大城佑斗代表)と沖縄県内…

特集記事

  1. 県庁
     今後10年の沖縄振興の指針となる新たな振興計画「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」(第6…
  2.  5月15日に東京と沖縄をオンラインで繋いで開かれた「沖縄復帰50周年記念式典」。壇上の大…
  3. 「沖縄県だけ特別措置を作ってもらっている現状をどう認識するのか。復帰50年を過ぎてもまだ国…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ