冬の高校総体!沖縄県勢へエールを!!ラグビー読谷・駅伝北山

 

読谷高校(紺ジャージ)九州大会高鍋(宮崎)戦(読谷高校提供)

 夏に数多くの競技が行われる全国高校総体(インターハイ)。その一方でスキーやスケートなどウインタースポーツは冬場に総体が開催される。”聖地・花園”で知られるラグビー、”師走の都大路”という枕詞でおなじみの駅伝もその一つだ。12月1日、那覇市の沖縄県体育協会では県高校体育連盟と県教育委員会によるラグビー、駅伝の県代表校を激励する冬季総体結団式が行われた。

半世紀の歴史重ね初の花園出場 読谷高校

 12月27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する第101回全国高校ラグビー大会。今年の県代表権は読谷高校が勝ち取った。1971年の創部以来初の出場となる。20年余り名護とコザの2強が花園へのキップを争ってきたが、去年の県予選準優勝、今年に入り新人、7人制、県総体と沖縄での大会で優勝を重ね3月の全国選抜に出場するなど実績を積んできた。ラグビー熱が高い読谷は小学生からラグビーに親しむ選手も多く、その土台作りと、フィジカル強化・多彩な戦術もかみ合い聖地に挑む。チームをまとめるキャプテン、島袋世良(しまぶくろ せら)選手も小学生からラグビーを始め、仲間と切磋琢磨してきた。

 「(県高体連など)いろいろな方々から温かい言葉をいただき有難いなと思うし、一番は頑張ろうと思いました。感謝の気持ちと恩返しを一番にしたいですが、先輩たちが行けなかった花園で活躍して、かっこいい後輩として先輩たちに自慢してもらおうと思っています」

読谷ラグビー部 島袋世良主将

 初出場だが目標は”元日越え”。1月1日にベスト16入りしたチームによる3回戦が行われるため、2勝して勝ち残るという決意だ。県勢のベスト16入りは名護高校が2006(平成18)年と2013(平成25)年に過去2回あるだけだ。そして3回戦以上となると、確実にシード校との対戦が待っている。それでも読谷は今年2月の九州大会で格上の長崎南山に勝利してベスト8入り。続く高鍋(宮崎)には惜敗したが、この健闘が3月の全国選抜大会に推薦での初出場につながった。花園へもつながった経験と自信を胸に好ゲームを期待したい。12月4日に組み合わせ抽選会が行われ初戦の相手が決まる。

駅伝界のけん引役 北山高校男子は県記録更新に照準

 12月26日に京都府で開催される全国高校駅伝は、男子7区間42.195km・女子5区間21.0975kmで競われる。北山高校男子は3年連続の出場となり、去年は34位(県勢最高記録 2時間7分31秒)と、近年最下位に近い順位が多かった中で大健闘の走りを見せた。3年連続で出場しているキャプテン・宮里洸(みやざと こう)選手は6月のインターハイ南九州大会で3000m障害で優勝するなど、さらに力をつけている。同じ3年生には5000m・1500m県高校記録を持つ上原琉翔(うえはら りゅうと)選手や3000m県高校記録ホルダーの嘉数純平(かかず じゅんぺい)選手といった頼もしいチームメイトたちが揃うと話す。

 「去年県記録を更新したメンバーが5人残っていて、今年は昨年以上に(記録を)大幅更新できるようにチーム一丸となって精一杯頑張りたいです。今年は去年から目標にしてきた男女アベック出場ができた全国高校駅伝なので、男女ともにいい結果を残して終わりたいと思います」

北山駅伝部 呉屋優梨愛女子主将(左)と宮里洸男子主将
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