琉球大生が団長の全国団体 途上国の貧困&教育支援に奔走

 
絵の具を使った美術の授業=チョンカル小学校 (大城さん提供)

 琉球大学4年次の大城秋桜(おおしろさくら)さんが、全国12大学と提携して活動する「国際協力学生ボランティアズSPLEA」の全大学団長として、カンボジア北部のチョンカル村に、村人たちの憩いの場「KIBOUKAN」を建設すべく仲間と奮闘している。「貧困撲滅」「すべての子どもに行き届いた教育」をモットーに、根強い活動を続けている。

全国12大学と連携、支援通して「貧困撲滅」

 SPLEAは2012年に設立。カンボジアやラオスなど経済的に発展途上の国々を対象とした国際協力活動に自主的に取り組んでおり、スポーツ教育学を専門とする研究者に加え、宮城教育大学や愛知学院大学、京都橘大学など全国12大学の学生が提携して活動している。

 2018年に琉球大学が支部として活動し始め、2021年に大城さんが全大学団長となった。


 これまで現地を訪れ、学校体育・スポーツ、芸術教育、理科教育の普及・振興に加え、学校保健調査、幼児教育支援、児童福祉施設支援など多岐にわたる活動を行ってきた。地域とのつながりを強化するために、文化祭なども開催した。

カンボジア・チョンカル村で教育支援を行うSPLEAのメンバーと村の子どもたち(大城さん提供)

カンボジアの村に「集いの場」建設を目指す

 大城さんが団長となった今年は、これまでの活動の中でも大きなプロジェクトを計画している。チョンカル小学校近辺に、村人たちが気軽に集う場となる「KIBOUKAN」を建設することだ。絵本やスポーツ用品などを揃え、日本でいう児童館・公民館のような施設になるという。

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