琉球大の涙と笑顔のラストゲーム 大学野球選手権南部九州ブロック決勝

 

最高の笑顔で宙を舞う

 宮城政也監督は「打撃の成長は著しかった。サインどうのこうのではなく、シンプルに出塁するにはどうしたらいいのか、自分たちで自由に考えてやっていた」と選手の成長を喜んだ。

 9回最後の場面を振り返ってもらうと「一生懸命やることは無条件で感動する。生徒たちは凄いなと。大塚が何かもっている力があるのかもしれないけど、こんな場面を引き出してくれるとは。改めてスポーツの良さ、力を見せてもらった」と答える。監督の目にもうっすら涙が浮かんだ。

 試合後しばらくして、大塚選手に笑顔が戻った。
 「最後の最後、2死から繋がるなんて。もう一回打席がまわったらどうしようとも思っちゃった。何事も諦めずにやりきる。諦めなかったら勝つこともあると学んだ。大学では好きなことやろうと思ってここまで続けた。就職しても野球をやりたい。緊張感のある中でやりたいと思う。だって野球が好きだから」
 表彰式後には後輩達に胴上げされ、最高の笑顔で宙を舞った。

大塚脩太選手を後輩たちが胴上げ

琉 球 大:010 000 402|7
宮崎産業大:005 230 20×|12

投手
琉:井樫、秋好、田中
宮:河野、安部、岩切

2塁打
琉:大塚、青山
宮:鬼塚

3塁打
宮:寳田

盗塁
宮:寳田、岩切、松山

*九州地区大学野球選手権南部九州ブロック準決勝はこちらも参照
https://hubokinawa.jp/archives/10523)

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相羽 としえ

投稿者記事一覧

愛知県生まれ。東海ラジオアナウンサーからフリーアナウンサー&ライターに。スポーツニッポン、中日スポーツなどのスポーツ記者を経て、2017年沖縄与那原町に移住。3年間地域おこし協力隊として与那原の情報発信に務めた。現在もまちづくりなど様々な情報を発信中。

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