コロナ禍、音楽でつながりを 沖縄とアジアを結ぶ旧正月音楽フェス
- 2021/2/14
- エンタメ・スポーツ
2月12日の旧暦の元旦「ソーグヮチ(旧正月)」に合わせ、沖縄を始めとして北京、マカオ、台湾、韓国といったアジア各国のアーティストが出演した音楽フェスティバル「LEQUIOS LUNAR NEW YEAR FESTIVAL」(主催:自由惑星音楽株式会社)が那覇市のOkinawa Cyber-Box、沖縄 福州園、東京都のBASS ON TOPを会場に開催された。
ライブは新型コロナウイルス感染の状況を踏まえて完全無観客で行われ、オンライン配信で行われた。出演者はそれぞれの音と言葉を響かせながら、厳しいコロナ禍を過ごす人たちへエールを送り、音楽でのつながりを体現した。
ライブの様子はYouTubeで2月21日までアーカイブ配信されており、無料で視聴できる。
旧暦の節目にイベント開催
フェスのタイトルにもなっている「LEQUIOS」は“琉球の民”の意味。かつてアジアとの交流を盛んにしていた琉球になぞらえ、音楽を通じて世界を結んでいくことがコンセプトの1つだ。
沖縄から喜納昌吉、As Alliance、YAASUU、春翠、メカルジン、THE WARSMANS、RYUKYU IDOL、OBP、signal、Shingo Break timeが出演。海外からのスペシャルゲストとして。Cancer Game(マカオ)、BIKE(台湾)、Story Seller(韓国)、Live Yu Bin(韓国)、Jung Heum Band(韓国)が名を連ねた。海外の出演者は、それぞれ現地から寄せられたVTRコメントとライブ映像やミュージックビデオなどを配信した。
2020年の年末には、同様の趣旨で沖縄市のミュージックタウン音市場でカウントダウンイベントを開催した。沖縄や東アジア各国で共通する旧暦の節目に合わせて今後もイベントを開く予定で、次回は祖先供養の祭り「シーミー(清明祭)」に合わせて4月4日に開催する。