バスケW杯、沖縄で戦う8カ国を歓迎 レセプションで各国交流も

 
歓迎レセプションで乾杯する参加者たち=8月24日、北谷町内のホテル
歓迎レセプションで乾杯する参加者たち=8月24日、北谷町内のホテル

 25日にFIBA男子バスケットボールワールドカップ(W杯)が沖縄アリーナなどで開幕するのを前に、沖縄県や沖縄市、那覇市などで構成するFBWC2023開催地支援協議会は24日、北谷町のホテルで歓迎レセプションを開いた。日本が入ったグループEと、同じく沖縄で予選ラウンドを行うグループFの合わせて8カ国のチームスタッフや、沖縄の自治体、バスケ関係者らが参加し、交流した。

エイサーや空手で「ウトゥイムチ」

鏡開きする沖縄の自治体、バスケ関係者ら
鏡開きする沖縄の自治体、バスケ関係者ら

 レセプションは開催地支援協議会の会長を務める玉城デニー知事の挨拶でスタートした。これまでの活動について「大会の成功に向け、県内外での広報プロモーションや機運醸成イベントの開催などを推進することでバスケットボールを通して沖縄から日本を、世界を元気にすることに取り組んでまいりました」と紹介。その上で「最大限のウトゥイムチ(おもてなし)をもって歓迎いたします」とコメントした。

 その後に大会や沖縄の関係者が泡盛の入った樽で鏡開きした後、出席者全員で乾杯。ステージで沖縄の伝統空手やエイサーの演舞も披露され、各国のスタッフは手持ちのスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいた。

海外国のスタッフと交流する日本代表の佐々宜央AC(中央)
海外国のスタッフと交流する日本代表の佐々宜央AC(中央)

長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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