「田代キャプテンはいい人だな」桑江沖縄市長が感動 キングスが優勝報告
- 2023/6/7
- エンタメ・スポーツ
プロバスケットボールBリーグ2022ー23シーズンで球団初の頂点に立った琉球ゴールデンキングスが5日、ホームタウンである沖縄市の市役所に桑江朝千夫市長を訪ね、優勝を報告した。球団を運営する沖縄バスケットボールの白木亨社長、桶谷大ヘッドコーチ、選手など20人以上が足を運び、役所の職員らに温かい拍手で迎えられた。
沖縄アリーナでのプレーは「市民の誇り」
優勝を決めた5月28日のファイナル第2戦は、会場の横浜アリーナで観戦していた桑江市長。優勝決定後、田代直希主将が会場で優勝トロフィーを自身のもとに持ってきてくれたことを明かし、「田代キャプテンはいい人ですね。『桑江市長にこれを渡してあげたい』と持ってきてくれて、感動した。本当にうれしかった」と頬を緩ませた。
市が建設した、キングスのホームコートである沖縄アリーナにも触れ、「皆さんがそこでプレーをすることは沖縄市民の誇りであり、優勝を勝ち取ったことは県民の誇りです。ますますプレッシャーは大きくなると思いますが、今後も活躍し、沖縄、そして日本全国を元気にしていただければと思います。本当に優勝おめでとうございます。そして、ありがとうございます」と、賛辞と感謝を述べた。
岸本「ホームタウン沖縄市の魅力を発信」
球団の白木社長は「沖縄市につくっていただいた素晴らしいアリーナがあって、選手がトレーニングに励み、多くのファンにホームゲームに来ていただき、声援を送っていただいたからこそ優勝できたと思っています。引き続き『沖縄をもっと元気に』をテーマにして、しっかり活動してまいります」と決意。今夏に沖縄アリーナで行われる男子バスケットボールW杯にも触れ「いい流れが一つできたと思います。沖縄市から日本を元気にできるようにしたいです」と今後を展望した。
生え抜き選手で、来シーズンでチーム最長の在籍12年目に入る岸本隆一も「勝利、そして優勝を目指す上で、僕自身は準備が大切だと思っています。沖縄アリーナという素晴らしい場所があったことで、僕たちにとっていい準備をさせてもらえたということを実感しています」と感謝。「今後もホームタウン沖縄市の魅力を県内外に発信していって、バスケットボール以上の魅力を感じてもらえるように頑張っていこうと思います」と挨拶した。