「運命は自分たちでつくる」キングス、20日からCS準決勝!3選手とHCがコメント
- 2023/5/19
- エンタメ・スポーツ
プロバスケットボールBリーグ1部西地区1位の琉球ゴールデンキングスは20日から、沖縄アリーナに中地区2位の横浜ビー・コルセアーズを迎え、2戦先勝方式のチャンピオンシップ(CS)セミファイナルを行う。20、21の両日にある2試合で1勝1敗となった場合は、中1日を挟み、23日の第3戦でファイナル進出チームを決める。
クオーターファイナルで中地区1位の川崎ブレイブサンダースを2勝0敗で破った横浜BCは、日本代表ガードの河村勇輝を擁し、試合展開が速いチーム。今年2月に沖縄アリーナであった天皇杯準決勝では、キングスが96ー91で競り勝ったものの、河村一人に45点を奪われた。その他にもスリーポイントが得意な選手も多く、キングスは最大の持ち味である堅守とリバウンドで主導権を握りたい。
松脇「トランジションとスリーの守りが鍵」
昨シーズン、初のファイナルに進出したが、準優勝という悔しい結果に終わったキングス。再び頂上決戦の舞台に戻るための大一番を前に、球団が岸本隆一、小野寺祥太、松脇圭志、桶谷大HCのコメントを発表した。
■#14 岸本隆一
ー横浜BCの印象は。
「とても勢いがあるチームで、特にオフェンスで勢いが生まれると相手のリズムになってしまうので、向こうのオフェンスをいかに止めるかというところが大切だと思ってます」
ー今のチーム状況は。
「レギュラーシーズンと大きく変わることはないですが、それぞれがしっかり自分の役割を全うし、ゲームにアジャストしていくことができています。CSに入ってから、まだまだ自分たちの伸びしろ、可能性を感じているので、試合で勝ちながら成長していき、最終的に一番強いキングスを見せたいです」
ー意気込みを。
「(今シーズン)最後のホームゲームになるので、しっかり自分たちのプレーを表現して決勝の舞台への切符を勝ち取れるように、積極性、緊張感を持って戦っていきたいです」
■#15 松脇圭志
ー相手の印象を。
「若い選手が多くて、すごい勢いのあるチーム。トランジションやスリーポイントが相手の武器になると思うので、そこをいかに止めるかが僕たちの鍵になるんじゃないかなと感じます」
ーチーム状態は。
「CSを経験してる人たちが多いので、そのおかげで、いい意味でリラックスできてるように感じます」
ーセミファイナルに向けての意気込みを。
「大事な試合になると思うので、僕としてはCSの経験はあまりないんですけど、自分のできる限りのことをして、チームに貢献できるような仕事をしていきたいです」
ーファンへ一言。
「セミファイナルも沖縄アリーナでできるということで、ホームコートアドバンテージはすごい大きいと感じます。皆さんの応援は僕たちの力になり、いいパフォーマンスができると思うので、ぜひ応援よろしくお願いします」
桶谷HC「河村選手に気を付けたい」
■#34 小野寺祥太
ー対戦相手の印象を。
「トランジションが強いチームで、全体でインテンシティを高くプレーしてくるチームだと感じています」
ー今のチーム状態は。
「怪我してる人もいなくて、みんなコンディションもいい。本当にチームの雰囲気も良くて、いい感じです」
ーセミファイナルに向けた意気込みを。
「いつも通りやれば結果も出てくると思うので、出だしからインテンシティを高くプレーしていきたいなと思ってます。
ーファンにメッセージを。
「ファイナルに進み、優勝するために全力で戦っていきますので、ぜひ応援よろしくお願いします」
■桶谷HC
ー対戦相手の印象。
「レギュラーシーズンと天皇杯含めて3試合やったのと、クォーターファイナルを見た印象としては、チームとしてすごくまとまってるなと思います。河村選手がどれぐらいのコンディションで来るかは分からないんですが、チームでバスケットをする、その中で河村選手がクリエイトしていくっていうところが印象にあります。最近は河村選手が点数をかなり取りにはきているので、そこも気を付けないといけないと思っています」
ー今のチーム状態は。
「雰囲気もいいですし、ここにきてすごく一体感が出てきています。40分間、しっかり我慢しながら自分たちのバスケットをやり続けることさえできれば、いい形でゲームを展開できるんじゃないかなと思ってます。
ーセミファイナルに向けた意気込みを。
「天皇杯が準優勝に終わり、昨シーズンのファイナルでも負けた悔しい思いがあります。絶対にセミファイナルを勝って、リベンジする。自分たちの運命を自分たちでつくるために、勝ちをもぎ取りに行きます」
ーファンにメッセージを。
「いつも応援ありがとうございます。チームの総合力がCSでは一番重要だと思っていますので、ぜひ一緒に戦ってファイナルに進みましょう。ゴーキングス!」