「まずは残留を」豪快2ゴール、中野克哉の危機感と覚悟 FC琉球は4連敗

 
前半41分、左足で同点弾を放つ中野克哉=17日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム(長嶺真輝撮影)
前半41分、左足で同点弾を放つ中野克哉=17日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム(長嶺真輝撮影)

 サッカーJ3で18位のFC琉球は17日、ホームのタピック県総ひやごんスタジアムで首位を走る愛媛FCと今季第27戦を行い、2ー3(前半1ー1、後半1ー2)で惜敗した。4連敗となり、通算成績は8勝15敗4分の勝ち点28。

 日本フットボールリーグ(JFL)との入れ替え戦圏内となる19位のSC相模原との勝ち点差は、2ポイントから1ポイントに縮まった。JFLへの自動降格圏内となる20位のギラヴァンツ北九州との勝ち点差は5ポイントのまま。

ミスから連続失点 終盤猛攻も追い付けず

守備で体を張るFC琉球の選手たち
守備で体を張るFC琉球の選手たち

 この試合の前まで13試合連続で負け無しと勢いに乗る愛媛の華麗なパスワークに対し、試合開始直後から押し込まれた琉球。前半5分、左サイドからのフリーキックに頭で合わせられ、早くも先制点を許した。

 その後も相手の運動量やテンポの速さに着いて行けず、苦しい展開が続いた。それでも徐々にカウンターやディフェンスラインからの組み立てが安定し始め、前半41分にペナルティエリア外の正面でボールを持ったMF中野克哉が左足を振り抜き、ゴール右隅に決めて同点に追い付いた。

 格上相手に対して1ー1で折り返し、選手の動きやスタンドの応援が活性化した。しかし、この勢いを消沈させるミスが生まれてしまう。

 試合再開から間もない後半5分、MF武沢一翔からのバックパスを受けたGK田口潤人が相手選手に間合いを詰められ、クリアのキックをスライディングで跳ね返されてそのままボールがゴールに吸い込まれた。一気に相手へ流れが傾き、3分後にも中央にスルーパスを通されて3点目を許した。それでも後半35分に再び中野が浮き玉をダイレクトで捉えてゴールネットを揺らし、1点差に。終盤はボールを支配して攻め続けたが、あと1点が届かず敗れた。

試合終了後、勝利を喜ぶ愛媛FCを横目に悔しそうな表情を浮かべるFC琉球の選手たち
試合終了後、勝利を喜ぶ愛媛FCを横目に悔しそうな表情を浮かべるFC琉球の選手たち
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