バスケW杯まであと100日!沖縄各地に出場32カ国のデザインゴールが
- 2023/5/18
- エンタメ・スポーツ
8月25日~9月10日に沖縄などアジア3都市で開催されるFIBA男子バスケットボールワールドカップ(W杯)の開幕まで、17日であと100日となった。大会への機運を盛り上げようと同日午前、北谷町の西海岸沿いにある安良波公園のバスケットコートで「100日前イベント」が開催され、出場32カ国の国旗などをあしらったデザインゴールがお披露目された。
「子どもたちに楽しくプレーしてほしい」
デザインゴールはW杯の試合会場となる沖縄アリーナが立地する沖縄市のほか、北谷町や那覇市など県内各地の公園にあるゴール32基を対象に、順次刷新している。イベント会場となった安良波公園の5基は日本、スペイン、南スーダン、プエルトリコ、イランのデザインが施された。
イベントで開会の挨拶を行なったW杯日本組織委員会の笠原健太副事務局長は「このゴールを使い、W杯に出場する選手になった気持ちで子どもたちにプレーしてもらい、夢を持ち、楽しくバスケをしてほしいです。また、W杯の試合を直に見た沖縄の子どもたちが8年後、12年後のワールドカップで日本代表に選ばれ、世界の強豪チームに勝つというような未来を切り開くことができれば、大会を開催する大きな意義になると考えています」と語った。
開催地支援協議会に名を連ねる北谷町の渡久地政志町長は「デザインボードは安良波公園以外も含めて町内に複数設置されるので、北谷町を訪れた方々には、ぜひW杯の雰囲気を堪能してもらいたいです」と述べた。
イタリアで活躍中の安間選手も参加
その他、北谷町出身で、昨シーズンはイタリアの女子プロリーグで活躍した日本代表歴もある安間志織選手や、安良波公園では「スリーポイントの神」として広く知られる名物おじさんの宮城善光さん(79)も参加。宮城さん、安間さん、元沖縄の国体選手だったという渡久地町長によるフリースロー対決や、安間さんと笠原さんによるトークセッションでイベントを盛り上げた。
大会本番では、世界最高峰のリーグである米NBAに所属する選手が多く来県する可能性が高い。小さい頃からNBAファンという安間さんは「毎日試合を見に行きたいくらいです」と笑顔。男子日本代表に対して「ディフェンスからの速いプレーは見ていて楽しいし、世界にも通用すると思います。大会本番が楽しみです」と躍進に期待した。