35.5%の特別割引を24年3月末まで継続、沖縄自動車道 NEXCO西日本
- 2023/4/3
- 社会
西日本高速道路(NEXCO西日本、大阪市)が、沖縄自動車道で実施している全線の料金を35.5%割引する「沖縄自動車道特別割引制度」について、今月4月から来年の2024年3月末まで継続することを発表した。道路整備特別措置法第3条に基づき、3月31日付けで国土交通大臣の事業許可を受けた。
割引後の那覇ー許田(名護市)間の料金は、軽・二輪が850円、普通車が1,040円、中型車が1,230円、大型車が1,640円、特大車が2,680円。
現金払いは24年4月から適用外
本年度まではETC車、非ETC車(現金車等)とも割引対象となるが、24年4月以降も特別割引を継続する場合は、非ETC車については適用しない方針を3月に既に発表済み。21年度実績で、沖縄自動車道のETC利用率が西日本管内平均と比較して26ポイント低い約66%にとどまっていることから、料金所での渋滞が常態化しており、ETCをより普及させていく狙いがある。
24年4月以降のETC車を対象とした割引措置の実施有無、ETC利用促進の具体的な取り組みについては「あらためてお知らせいたします」としている。