「完璧なママじゃなくても良い」育児で支え合うイベント、糸満に

 

「ココロとカラダのバランス」セルフマッサージ

 cocokaraでは武藤さんの持つホリスティックアロマセラピストという資格の知識も活かされている。身体が健康でないと、心も満たされない。そこでアロマを使ったセルフマッサージの方法をcocokaraでは教えている。ママ自身が疲れたときにセルフマッサージが出来ることで、家庭の雰囲気を明るくするきっかけにもなる。

cocokaraでのマッサージでスキンシップする親子(上記2枚、武藤さん提供)

 セルフマッサージを学びながら参加者が自由におしゃべり出来る雰囲気も大切にしている。身体がほぐれると心もほぐれる。育児の中で苦しかった思いや大変だった思いは、気軽に話すことで誰にでも当たり前にあることだとの気づきになる。みんな苦戦していたということを知るだけで安心でき、これが楽な子育ての近道にもなる。

「もうね、みんな『よくやってるよって』って言ってあげたい」

 cocokaraの今後について聞くと、居場所づくりとして「今後もやり続けてほしい」という言葉をいただき、毎月開催を予定しているそうだ。8月は夏休み企画として親子でセルフケアや、お母さんのセルフケアをお手伝いと題しセラピストとして子どもたちに参加してもらう。小さい内はいろいろスキンシップできるが、小学校高学年になると嫌がる子も出てくることから、体験型にすることで親子のコミュニケーションに繋がる企画だ。

「喜ばれるっていくつになっても嬉しいでしょ」

 武藤さんの立ち上げた「cocokara」は、子育てから孤立や孤独を感じやすい現代社会で忘れてはいけない、人との繋がりを思い出させる活動だ。

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川嵜 紋

投稿者記事一覧

福岡県出身、沖縄県糸満市に移住して8年目。
東京工芸大学写真学科卒業。フリーランスとして写真やデザイン、イラスト制作などを行う。
2020年第一子が生まれ、新米ママとして育児に仕事に奮闘中。

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