SNSマーケ、フォロワー数重視はもう古い?鍵はコアファン層(株)AIENKIEN
- 2021/6/25
- 経済
ファン創りマーケティングのゴールとは?
従来のWEB/SNSマーケティングは集客をゴールにしているが、ファン創りマーケティングはフォロワー数だけを追うのではなく、顧客との関係性に重きを置きサービスや、商品を愛してくれるファンを増やすことをゴールに設定している。
WEB/SNSマーケティング業界が玉石混交の時代に、中山さんがファン創りを軸としたマーケティングを展開した背景には前職の経験があったからだ。
前職の大手IT企業系列でWEBマーケターとして経験を積み、約7年前に子ども向けのプログラミング事業を沖縄で初めて立ち上げた。黎明期からWEBを使った集客と対面でのコミュニケーションで業界を牽引してきた。子どもや保護者の好奇心や向学心に火を付け、プログラミングの楽しさや将来性を共有し、一緒に事業を成長させてきた。
この経験から、生徒・保護者(ファン)の悩みや課題を解決できる丁寧なコミュニケーションが事業の可能性を広げ、認知度向上にも繋がることを身を以て知った。
「顧客と企業が共に成長するためには、相互に質の良いコミュニケーションが欠かせない」
広告はpush型からpull型へ。よりパーソナライズされた手法に変わっていく
一般的なWEB/SNS広告はpush型と呼ばれ、AIがランダムに広告を表示する。ファン創りマーケティングでは逆に、顧客が欲しいタイミングで情報を届けるpull型を目指している。大手衣料メーカーもLINE公式アカウントで実践している手法だ。
同社では以下の流れに合わせて、SNS広告、インフルエンサー活用、イベント開催などを打ち出していくという。
- 潜在顧客への認知獲得
- 興味関心を引きつける「好意度」の向上
- 競合・同業社と比較して顧客が企業名やサービス・商品名を思い浮かべる「想起率」の向上
- 購買意欲の向上→リピート率が重要になる顧客の生涯価値の向上